子育て環境 

問２１

（１）お住まいの地域は、職場の視点（仕事と子育ての両立など）において子育てしやすい環境であると思いますか。

 

（２）お住まいの地域は、地域の視点（地域の親同士の交流など）において子育てしやすい環境であると思いますか。

 

 

（３）お住まいの地域は、行政サービスの視点（子育て相談、保育所など）において子育てしやすい環境であると思いますか。

 

 

（１）職場の視点

　職場の視点における子育て環境について、『そう思う（５６．９％）』（「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせた割合）は、『そう思わない（３９．７％）』（「あまりそう思わない」と「そう思わない」を合わせた割合）を１７．２ポイント上回っている。

 

【地域別】

　『そう思う』は、松江地区（６１．１％）、出雲地区（６５．１％）、隠岐地区（６６．７％）が６０％を超えている。『そう思わない』は、大田地区（５１．３％）、益田地区（５３．９％）が５０％を超えている。

 

【市郡別】

　市郡別では大きな差はみられない。

 

【過疎地別】

　『そう思う』は、非過疎地（６３．５％）が過疎地（４９．９％）を１３．６ポイント上回っている。

 

【性別】

　性別では大きな差はみられない。

 

【性・年齢別】

　女性３０歳代では、『そう思わない（４９．４％）』が『そう思う（４８．４％）』を上回っている。それ以外では、『そう思う』が５０％以上となっている。特に、女性の４０〜６０歳代では、６０％以上となっている。

　

【職業別】

　『そう思う』は、管理・事務・専門技術職（６３．７％）が最も高く、次いで商・工・サービス・自由業（５８．３％）となっている。学生は、『そう思わない（５４．６％）』が『そう思う（４５．５％）』を上回っている。

　

【ライフステージ別】

　『そう思う』は、家族成長前期（６０．５％）と家族成熟期（６２．９％）が６０％以上となっている。

 

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（２）地域の視点

　地域の視点における子育て環境について、『そう思う（６３．１％）』（「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせた割合）が『そう思わない（３３．６％）』（「あまりそう思わない」と「そう思わない」を合わせた割合）を２９．５ポイント上回っている。

 

【地域別】

　『そう思う』は、隠岐地区（７３．３％）が最も高く、最も低い雲南地区（５９．２％）とは１４．１ポイントの差となっている。

 

【市郡別】

　市郡別では大きな差はみられない。

 

【過疎地別】

　過疎地別では大きな差はみられない。

 

【性別】

　性別では大きな差はみられない。

 

【性・年齢別】

　『そう思う』は、男性では５０歳代（７１．２％）が最も高く、最も低い３０歳代（５６．３％）とは１４．９ポイントの差となっている。女性は年代が上がるにつれて『そう思う』割合が高くなっているが、２０歳代では『そう思う（５０．０％）』と『そう思わない（５０．０％）』が同じ割合となっている。

 

【職業別】

　『そう思う』は、学生（５４．５％）以外の職業で６０％以上となっており、管理・事務・専門技術職（６５．２％）が最も高くなっている。

　

【ライフステージ別】

　『そう思う』は、高齢期II（７１．４％）、家族成熟期（７０．４％）で高い割合となっており、最も低い割合の独身期（５１．５％）に比べ、２０ポイント程度上回っている。

 

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（３）行政サービスの視点

　行政サービスの視点における子育て環境について、『そう思う（６４．１％）』（「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせた割合）が『そう思わない（３２．２％）』（「あまりそう思わない」と「そう思わない」を合わせた割合）を３１．９ポイント上回っている。

 

【地域別】

　『そう思う』は、出雲地区（７３．６％）が最も高くなっており、次いで隠岐地区（６６．６％）、松江地区（６４．９％）となっている。

 

【市郡別】

　市郡別では大きな差はみられない。

 

【過疎地別】

　『そう思う』は、非過疎地（６８．９％）が過疎地（５９．４％）を９．５ポイント上回っている。

 

【性別】

　性別では大きな差はみられない。

 

【性・年齢別】

　『そう思う』は、男性では２０歳代（６７．５％）、女性では５０歳代（７２．４％）が最も高くなっている。男性３０歳代は、『そう思わない（５３．１％）』が『そう思う（４５．３％）』を上回っているが、それ以外では、『そう思う』が『そう思わない』を上回っている。

 

【職業別】

　職業別では大きな差はみられない。

 

【ライフステージ別】

　『そう思う』は、家族成熟期（７１．６％）、高齢期I（７３．１％）、高齢期II（７１．８％）で７０％を上回っている。ライフステージが進むにつれ、『そう思う』割合も高くなる傾向にある。