中山間地域の高齢化・人口減少について
問14 中山間地域では、若者を中心に人口の流出が続き、高齢化や人口減少の急激な進行の原因となっています。あなたは、この現状をどのように思いますか。
中山間地域における高齢化や人口減少の急激な進行について、「好ましくないが、やむを得ない(31.8%)」、「都市への流出を食い止め、定住を積極的に促すべきだ(30.8%)」がほぼ同じ割合となっている。次いで、「一度都市へ出て行っても、帰ってくれば良いと思う(20.0%)」、「定住するかどうかは、自由なのでかまわないと思う(6.9%)」となっている。
【地域別】
「都市への流出を食い止め、定住を積極的に促すべきだ」は、大田地区(41.0%)が最も高い割合となっており、その他の地域では30%前後となっている。
【市郡別】
市郡別では大きな差はみられない。
【過疎地別】
過疎地別では大きな差はみられない。
【性別】
性別では大きな差はみられない。
【性・年齢別】
「都市への流出を食い止め、定住を積極的に促すべきだ」は、男性20歳代(5.0%)が突出して低い割合となっており、男女ともに年齢が高くなるにつれ、割合も高くなっている。反対に、「好ましくないが、やむを得ない」は、男性20歳代(47.5%)が最も高い割合となっており、男女ともに年齢が高くなるにつれ割合は低くなっている。
【職業別】
「都市への流出を食い止め、定住を積極的に促すべきだ」は、農・林・漁業(38.3%)、無職
(37.3%)で高くなっており、学生(9.1%)が突出して低くなっている。「好ましくないが、やむを得ない」は、学生(45.5%)が最も高く、次いで商・工・サービス・自由業(37.7%)、管理・事務・専門技術職(33.9%)となっている。
【ライフステージ別】
「都市への流出を食い止め、定住を積極的に促すべきだ」は、ライフステージが進むにつれ、割合が高くなっている。
【理解度別(問9の回答結果)】
「都市への流出を食い止め、定住を積極的に促すべきだ」の割合は、『理解していた(36.7%)』(「理解していた」と「おおむね理解していた」を合わせた割合)が『理解していなかった(26.0%)』(「あまり理解していなかった」と「まったく理解していなかった」を合わせた割合)が10.7ポイント上回っている。
しかし、「好ましくないが、やむを得ない」は『理解していなかった(34.0%)』が『理解していた(29.3%)』を4.7ポイント上回っている。
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