中山間地域を維持・活性化するために活躍を期待する組織 

問１８　あなたは、今後、中山間地域を維持・活性化していくため、特にどの組織に活躍を期待しますか。（○は３つまで） 

 

　今後、中山間地域を維持・活性化していくため、活躍を期待する組織について、「県（４４．４％）」、「市町村（４１．２％）」、「集落、自治会などの地域コミュニティ組織（４１．０％）」が４０％以上となっている。

 

【地域別】

　「市町村」は、隠岐地区（５６．７％）、益田地区（５１．９％）が他の地区と比べて高くなっており、また、大田地区で「国（４３．６％）」、「地元の企業（３９．７％）」が他の地区と比べて高くなっている。

 

【市郡別】

　市郡別では大きな差はみられない。

 

【過疎地別】

　過疎地別では大きな差はみられない。

 

【性別】

　「国」は、男性（３５．８％）が女性（２５．９％）を９．９ポイント上回っている。

 

【性・年齢別】

　「県」は、女性の２０歳代（５１．８％）、３０歳代（５１．７％）、４０歳代（５７．３％）で、５０％以上の割合となっており、「集落、自治会などの地域コミュニティ組織」は、男女とも５０歳以上で４０％以上の割合となっている。また、男女とも６０歳以上では、「集落、自治会などの地域コミュニティ組織」に期待する割合が最も高くなっている。

 

【職業別】

　「集落、自治会などの地域コミュニティ組織」は、農・林・漁業（６０．５％）が最も高く、その他の職業では３０〜４５％程度となっている。

 

【ライフステージ別】

　「集落、自治会などの地域コミュニティ組織」は、高齢期II（５１．８％）が最も高い割合となっており、次いで高齢期I（４６．２％）、家族成熟期（４５．４％）となっている。一方で、家族成長前期（２５．３％）、家族形成期（３４．４％）など若いライフステージでは４０％以下となっている。

　「県」は、家族成長前期（５６．０％）、家族形成期（５３．１％）で５０％以上となっている。また、「都市部の企業」は、家族成長後期（２６．７％）が突出して高い割合となっている。