喜び・生きがい

問１　あなたは、現在どんなことに喜びや生きがいを感じていますか。次の中からあてはまるものをいくつでもあげてください。（○はいくつでも）

 

　現在感じている喜びや生きがいについて、最も多いのは「趣味やスポーツ活動（４６．２％）」であり、次いで「家族との団らん（４６．１％）」、「友達とのつきあい（４１．５％）」までが４０％以上となっている。一方で「学業、教養のための勉強・学習（８．８％）」、「信仰や精神修養（５．３％）」が少なく、いずれも１０％以下となっている。

 

【地域別】

　各地区の上位３項目は、順位の違いはあるものの、概ね全体集計の上位３項目と同じである。益田地区では「友達とのつきあい（５１．９％）」が他の地区と比べ高い割合となっており、大田地区では、「家族との団らん（３２．１％）」が他の地区と比べ低い割合となっている。

 

【市郡別】

　市郡別では大きな差はみられない。

 

【過疎地別】

　過疎地別では大きな差はみられない。

 

【性別】

　上位５項目は同様となるが、「趣味やスポーツ活動」が男性（５１．０％）で第１位、女性（４２．２％）で第３位となっている。また、「友達とのつきあい」が女性（５０．０％）で第１位、男性（３３．１％）で第３位となっている。

 

【性・年齢別】

　男性では「趣味やスポーツ活動」が５０歳代、７０歳以上以外で第１位となっており、２０歳代（７５．０％）、３０歳代（６０．９％）となっている。「家族との団らん」が５０歳代（４８．３％）、７０歳以上（４２．３％）で第１位となっている。女性では、「友達とのつきあい」が２０歳代（６９．６％）、６０歳代（４５．８％）、７０歳以上（５６．８％）で第１位となっている。３０歳代では、「家族との団らん（５９．６％）」と「子ども、孫の育児・教育（５９．６％）」が同率で、４０歳代では「子ども、孫の育児・教育（６０．０％）」が、５０歳代では「家族との団らん（５１．２％）」が第１位となっている。女性７０歳以上で、「家事（４４．１％）」が他の年齢層と比べ割合が高くなっている。

 

【職業別】

　各職業とも、「趣味やスポーツ活動」、「家族との団らん」が上位にある。また、「仕事・商売」は、商・工・サービス・自由業（５６．０％）で第１位、農・林・漁業（４５．７％）で第２位となっている。「友達とのつきあい」は学生（７２．７％）、技能・労務職（４６．８％）、無職（４４．５％）で高い割合となっている。

 

【ライフステージ別】

　「趣味やスポーツ活動」が独身期（６９．１％）で、「家族との団らん」が家族形成期（６８．８％）、家族成熟期（５４．１％）、高齢期I（５６．４％）、高齢期II（４１．５％）で、「子ども、孫の育児・教育」が家族成長前期（７３．６％）、家族成長後期（５６．７％）で第１位となっている。

 

【「喜び・生きがい」の時系列推移】

　平成１３年度からの傾向を時系列でみると、上位グループの「趣味やスポーツ活動」、「家族との団らん」、「友達とのつきあい」はいずれも４０〜５０％前後で推移している。すべての項目において、平成２３年度は前年度と比べて増加している。