子育て環境 

問１４

（１）お住まいの地域は、職場の視点（仕事と子育ての両立など）において子育てしやすい環境であると思いますか。

 

（２）お住まいの地域は、地域の視点（地域の親同士の交流など）において子育てしやすい環境であると思いますか。

 

（３）お住まいの地域は、行政サービスの視点（子育て相談、保育所など）において子育てしやすい環境であると思いますか。

 

（１）職場の視点

　職場の視点における子育て環境について、『そう思う』（「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせた割合）は４７．９％で、『そう思わない（４７．６％）』（「あまりそう思わない」と「そう思わない」を合わせた割合）とほぼ同率である。

 

【地域別】

　『そう思う』は松江地区（５０．３％）、出雲地区（５３．５％）が５０％を超えている。『そう思わない』は大田地区（５５．５％）、浜田地区（５４．６％）、益田地区（５６．５％）が５０％を超えている。

 

【市郡別】

　市郡別では大きな差はみられない。

 

【過疎地別】

　『そう思う』は、非過疎地（５２．５％）が過疎地（４３．６％）を８．９ポイント上回っている。

 

【性別】

　『そう思わない』は、男性（５１．３％）が女性（４４．６％）を６．７ポイント上回っている。

 

【性･年齢別】

　『そう思う』は、女性７０歳以上（５９．４％）が最も高く、次いで女性６０歳代（５３．４％）となっている。他の年齢層は５０％以下となっており、男性５０歳代（４１．１％）が最も低くなっている。

 

【職業別】

　『そう思う』は農・林・漁業（５２．９％）と管理・事務・専門技術職（５２．６％）が５０％以上で、『そう思わない』は学生（６２．６％）が最も高くなっている。

 

【ライフステージ別】

　『そう思う』は高齢期Iと高齢期II（各５２．４％）、家族成熟期（５０．８％）、家族成長前期（５０．４％）が５０％以上となっている。

 

 

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（２）地域の視点

　地域の視点における子育て環境について、『そう思う（５３．６％）』（「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせた割合）が『そう思わない（４２．１％）』（「あまりそう思わない」と「そう思わない」を合わせた割合）を１１．５ポイント上回っている。

 

【地域別】

　『そう思う』は、隠岐地区（６９．８％）が最も高く、最も低い浜田地区（４８．１％）とは２１．７ポイントの差となっている。

 

【市郡別】

　『そう思う』は郡部（６２．７％）が、松江市（５０．７％）、その他の市（５２．５％）に比べ高くなっている。

 

【過疎地別】

　過疎地別では大きな差はみられない。

 

【性別】

　『そう思う』は、女性（５６．０％）が男性（５１．５％）を４．５ポイント上回っている。

 

【性･年齢別】

　『そう思う』は、男性では７０歳以上（５８．６％）が最も高い割合になっており、最も低い２０歳代（４６．６％）とは１２ポイントの差となっている。一方、女性では全ての年齢層で５０〜６０％の割合となっている。

 

【職業別】

　技能・労務職、学生では、『そう思わない』が『そう思う』を上回っている。特に学生では『そう思わない（５６．３％）』が『そう思う（３７．５％）』を１８．８ポイント上回っている。

 

【ライフステージ別】

　『そう思う』は、高齢期I（６５．１％）が最も高く、次いで独身期（５９．６％）、家族成熟期（５８．５％）となっている。

 

 

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（３）行政サービスの視点

　行政サービスの視点における子育て環境について、『そう思う（５３．１％）』（「そう思う」と「どちらかといえばそう思う」を合わせた割合）が『そう思わない（４１．８％）』（「あまりそう思わない」と「そう思わない」を合わせた割合）を１１．３ポイント上回っている。

 

【地域別】

　『そう思う』は隠岐地区（６５．２％）が最も高くなっており、大田地区（４６．５％）、浜田地区（４８．７％）、益田地区（４６．３％）が５０％以下となっている。

 

【市郡別】

　『そう思う』は、郡部（６１．２％）が松江市（５２．７％）、その他の市（５１．３％）に比べて高くなっている。

 

【過疎地別】

　過疎地別では大きな差はみられない。

 

【性別】

　『そう思う』は女性（５７．４％）が男性（４９．２％）を８．２ポイント上回っている。

 

【性･年齢別】

　『そう思う』は、男女とも７０歳以上（男性５７．５％、女性６４．９％）が最も高くなっている。男性２０歳代・３０歳代・６０歳代では『そう思わない』が『そう思う』を上回っており、女性ではいずれの年齢層でも『そう思う』が『そう思わない』を上回っている。

 

【職業別】

　技能・労務職、学生以外の職業では、『そう思う』が『そう思わない』を上回っている。また、『そう思う』は学生（３１．３％）が特に低い割合となっている。

 

【ライフステージ別】

　『そう思う』は高齢期I（６３．５％）が最も高い割合となっており、次いで家族成長後期（５９．８％）、高齢期II（５７．２％）となっている。また、独身期以外のライフステージで『そう思う』が『そう思わない』を上回っている。