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次代に引き継いでいくために、重視するべき対策内容

 

問18 問17で「1」または「2」を選ばれた方にお聞きします。農山漁村の機能・役割を次代に引き継いでいくためには、どのような対策を重視すべきだと思いますか。

グラフ

 

 農山漁村の機能・役割を次代に引き継いでいくためには、どのような対策を重視すべきかについて、最も多いのは「農地や森林などを守り育てている農山漁村住民への所得補償の観点からの対策(33.6%)」であり、次いで「農林水産物の生産や供給体制の整備を推進するなど、経済性・効率性の観点からの対策(30.8%)」、「土砂崩れを防ぐ施設の整備など、県土・環境保全の機能を維持する観点からの対策(15.6%)」、「農林水産業体験への支援など、県民が農山漁村とふれあう機会を充実する観点からの対策(14.1%)」の順となっている。

 

【地域別】

「農地や森林などを守り育てている農山漁村住民への所得補償の観点からの対策」は、雲南地区(40.5%)で高い割合となっている。「農林水産業体験への支援など、県民が農山漁村とふれあう機会を充実する観点からの対策」は、隠岐地区(22.5%)で高い割合になっており、他の地区では15%以下となっている。

 

【市郡別】

 「農林水産物の生産や供給体制の整備を推進するなど、経済性・効率性の観点からの対策」は、郡部(34.0%)とその他の市(29.7%)では4.3ポイントの差となっている。一方「土砂崩れを防ぐ施設の整備など、県土・環境保全の機能を維持する観点からの対策」では、その他の市(16.9%)と郡部(13.2%)では3.7ポイントの差となっている。

 

【過疎地別】

 「農林水産物の生産や供給体制の整備を推進するなど、経済性・効率性の観点からの対策」でのみ、非過疎地(31.7%)が過疎地(29.7%)を僅かであるが上回っている。

 

【性別】

 「農林水産物の生産や供給体制の整備を推進するなど、経済性・効率性の観点からの対策」では、男性(32.9%)が女性(28.9%)を4.0ポイント上回っている。

 

【性・年齢別】

  「農地や森林などを守り育てている農山漁村住民への所得補償の観点からの対策」は、女性30歳代(40.3%)が最も高く、唯一40%以上となっている。「土砂崩れを防ぐ施設の整備など、県土・環境保全の機能を維持する観点からの対策」では、男女ともに70歳以上が20%以上となっており、20歳代、30歳代で10%以下となっている。

 

【職業別】

 「農地や森林などを守り育てている農山漁村住民への所得補償の観点からの対策」では、学生(43.3%)が最も高く、最も低い商・工・サービス・自由業(28.9%)とは14.4ポイントの差となっている。一方「農林水産物の生産や供給体制の整備を推進するなど、経済性・効率性の観点からの対策」では、学生(26.7%)が最も低い割合となっている。

 

【ライフステージ別】

 「土砂崩れを防ぐ施設の整備など、県土・環境保全の機能を維持する観点からの対策」では、高齢期I(25.6%)で高い割合となっている。また、他のライフステージでは20%以下となっており、独身期(6.3%)、家族形成期(7.9%)の割合が突出して低くなっている。「農林水産物の生産や供給体制の整備を推進するなど、経済性・効率性の観点からの対策」は、家族形成期(39.7%)が最も高く、最も低い高齢期I(26.8%)とは12.9ポイントの差となっている。

 

 


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