意見・要望の県政への反映

問５　県民の皆さんの意見や要望を県政に反映させるために、どのようなことに力をいれるべきだと思いますか。（○はいくつでも）

 

　県民の意見や要望を県政に反映させるために力を入れるべきことについては、上位より「県が策定する計画などの案に対する意見募集（41.3％）」、「郵送、ＦＡＸ、ｅメールなどを使った自由提案による県民意見の募集（34.2％）」、「県民相談窓口の充実（32.1％）」、「県民の方と知事が語り合う『知事広聴会』の実施（30.1％）」、「訪問や郵送などによる世論調査の実施（22.1％）」、「インターネットを使ったアンケート調査による県民意見の把握（17.5％）」の順となっている。

 

　【地域別】

　　雲南地区で、「県民の方と知事が語り合う『知事広聴会』の実施（41.9％）」、「訪問や郵送などによる世論調査の実施（35.2％）」が他の地区より高い割合となっている。また、隠岐地区で、「インターネットを使ったアンケート調査による県民意見の把握（8.8％）」、「郵送、ＦＡＸ、ｅメールなどを使った自由提案による県民意見の募集（23.5％）」が他の地区より低い割合となっている。

 

　【市郡別】

　　松江市では、「インターネットを使ったアンケート調査による県民意見の把握（22.0％）」、「県が策定する計画などの案に対する意見募集（45.7％）」の割合が他より高くなっている。その他の市では、「県民の方と知事が語り合う『知事広聴会』の実施（32.7％）」の割合が他より高くなっている。郡部では、「訪問や郵送などによる世論調査の実施（26.3％）」の割合が他より高くなっている。

 

　【過疎地別】

　　「県民の方と知事が語り合う『知事広聴会』の実施」は、過疎地（33.5％）が非過疎地（27.1％）を6.4ポイント上回っている。一方、「県民相談窓口の充実」では、非過疎地（34.9％）が過疎地（28.9％）を6ポイント上回っている。

 

【性別】

　　「訪問や郵送などによる世論調査の実施」は、男性（27.7％）が女性（16.7％）を11ポイント上回っている。

 

　【性・年齢別】

　　「県が策定する計画などの案に対する意見募集」は、男性50歳代（50.4％）、男性20歳代（50.0％）、女性20歳代（50.0％）で割合が高くなっている。「郵送、ＦＡＸ、ｅメールなどを使った自由提案による県民意見の募集」では、男性30歳代（50.8％）、女性40歳代（49.4％）、女性30歳代（49.2％）で割合が高くなっている。「県民の方と知事が語り合う『知事広聴会』の実施」は、20歳代（15.3％）と70歳以上（42.0％）では26.7ポイントの差があり、年齢層が高くなるほど割合が高くなっている。「インターネットを使ったアンケート調査による県民意見の把握」では、20歳代（38.9％）と70歳以上（9.4％）で29.5％の差があり、年齢層が低くなるほど割合が高くなっている。

 

【職業別】

　「県が策定する計画などの案に対する意見募集」は、農・林・漁業（34.5％）と無職（38.4％）

以外の職業で40％以上となっている。「県民の方と知事が語り合う『知事広聴会』の実施」、「訪問や郵送などによる世論調査の実施」では、農・林・漁業が高く、学生で低い割合となっている。一方、「インターネットを使ったアンケート調査による県民意見の把握」では、学生（45.8％）が高く、農・林・漁業（13.4％）、無職（10.7％）で低い割合となっている。

 

【ライフステージ別】

　「郵送、ＦＡＸ、ｅメールなどを使った自由提案による県民意見の募集」の家族成長後期（53.6％）が最も高い割合となっている。また、「県民相談窓口の充実」では、家族成熟期（40.0％）が最も高い割合となっている。「県民の方と知事が語り合う『知事広聴会』の実施」は、ライフステージが進むとともに増加傾向が見られる。一方、「インターネットを使ったアンケート調査による県民意見の把握」では、ライフステージが進むとともに減少傾向が見られる。

 

【問３の回答結果による満足度別】

　「県が策定する計画などの案に対する意見募集」、「県民の方と知事が語り合う『知事広聴会』の実施」、「県民相談窓口の充実」で『満足していない』（「どちらかといえば満足していない」と「満足していない」を合わせた割合）に比べ、『満足している』（「満足している」と「どちらかといえば満足している」を合わせた割合）の割合が高くなっている。対して、「郵送、ＦＡＸ、ｅメールなどを使った自由提案による県民意見の募集」、「訪問や郵送などによる世論調査の実施」、「インターネットを使ったアンケート調査による県民意見の把握」では『満足していない』が『満足している』を上回っている。