島根県立中央病院において、毎年「診療案内」という冊子がカラー印刷で発行されています。かなりの部数が毎年作成されているようですが、病院が赤字経営を続けている中で、このような印刷物の発行に税金が使われているのではないかと懸念しています。

　内容の周知については、ウェブサイトなどの電子媒体で十分対応できるのではないかと思われます。冊子の発行を見直し、必要であれば中止を検討していただきたいと思います。

　島根県立中央病院では、県内の医療機関への情報提供を目的として、当院で提供している診療や治療について分かりやすくまとめた冊子「診療案内」を、令和２年度から毎年発行しています。

　本冊子は、地域の医療機関が安心して当院に患者さんをご紹介いただく上で欠かせないツールと考えています。

また、本冊子を通じて、地域の医療機関と密接に連携を図ることは、地域医療を支える県立病院としての責務を果たす上で非常に重要なことであり、患者さんを紹介いただくなど当院の経営面においてもプラスであると考えます。

　つきましては、本冊子の発行について、何卒ご理解いただきますよう、お願いします。

　また現在、本冊子は紙での発行とあわせて、当院のホームページに電子版を掲載しています。

　紙媒体は、あらゆる年代の方が、いつでも、どこでも、サッと閲覧することができるといったメリットがあり、一方、電子媒体には、ホームページなどを通して広く周知できるといったメリットがあります。

　実際に、医療機関からは、紙媒体での発行を望む声も聞かれるところです。

　当院としては、それぞれが持つメリットを生かしながら、効果的に情報を伝えることが大切であると考えていますので、あわせて、ご理解いただきますよう、お願いします。

（病院局中央病院事務局企画広報課TEL：0853-22-5111）

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