島根原発の使用済み核燃料について


 

【提案No.A2025-00034】5月5日受付

 島根原発の使用済み核燃料について、伊藤防災部長が5月5日の新聞報道で「県として受け入れの可否の検討はしていない」と発言されていましたが、丸山知事は「原発が立地している以上、使用済み核燃料は県外に」と言われていたかと思います。

【回答】5月30日回答

 

 原子力発電所を運転することで発生する使用済燃料は、再処理工場等を経て、MOX燃料(モックス、MixedOXide:ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)に加工され、原子力発電所で再利用されます。

 国内の再処理工場などは青森県で建設が進められていますが、まだ稼働していないことから、使用済燃料は、各発電所等で貯蔵されています。

 島根原子力発電所での使用済燃料については、中国電力によると、当面「現行の貯蔵設備を活用する」とし、将来は、「使用済燃料の貯蔵状況等を勘案して、敷地内外における乾式貯蔵施設等種々の貯蔵方策について検討する」とされ、敷地内貯蔵施設の建設について、現時点で中国電力の考えが示されていないため、県として受け入れの可否を検討していません。

 なお、知事の発言は、上記とは別件の高レベル放射性廃棄物の最終処分場についてであり、原子力発電所が島根県に立地、稼働していることに伴い、万が一の重大事故の際に避難を余儀なくされるというリスクを既に負っていることから、最終処分場の県内への受け入れについては反対しています。

(防災部原子力安全対策TEL:0852-22-5278)

 


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