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島根原子力発電所事故時の影響について


 

【提案No.A2024-00190】12月26日受付

 

 廃炉となる島根原子力発電所1号機の事故時の影響範囲は旧鹿島町内と思っていました。2号機の電気出力は1号機の約3倍と聞きます。万一の重大事故発生時に放射性物質の影響を受ける範囲について、シミュレーションされていると思いますので、これを公表願います。

 

 

【回答】3月3日回答

 

 万一の原子力災害の発生時に放射性物質の影響を受ける範囲については、放出された放射性物質の量や放出形態によって異なるため一概には言えませんが、国(原子力規制委員会)が原子力災害時などの対応などを定めた原子力災害対策指針では、その影響が及ぶ可能性のある区域として、原子炉の出力の大小とは関係なく、原発から30キロ圏内について重点的に防護措置などの対策を講じることが求められています。

 ちなみに、島根原子力発電所の定格電気出力は1号機が46万キロワット、2号機が82万キロワットとなっています。

 事故時に放射性物質の影響を受ける範囲のシミュレーションについて、島根県では、万一の事故が発生した際にも、原子力災害対策指針や、島根地域全体の避難計画である「緊急時対応」を用いて避難などの防護措置を取ることが可能であることから、現在のところ放射性物質の影響範囲を予測するためのシミュレーションを行っていませんし、今後、行う予定もありません。

(防災部原子力安全対策TEL:0852-22-5668)

 


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