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宍道断層で地震が起きた場合の被害予想について


 

【提案No.A2024-00122】9月15日受付

 

 宍道断層で地震が起きた場合の被害予測と、島根原発で起こりうる被害を教えてほしいです。

 

 

【回答】10月10日回答

 

 宍道断層で地震が起きた場合の被害想定については、最大で、マグニチュード7.1(Mj)、震度7、死者数131名、家屋全壊数3,260棟を想定しており、この被害想定に基づき島根県地域防災計画においてさまざまな対策を定めています。

 なお、被害想定の詳細につきましては、この計画書を県のホームページで公表していますのでご参照ください。

 

■参考:島根県地域防災計画(震災編)「第1編第5章地震被害想定」

 https://www.pref.shimane.lg.jp/bousai_info/bousai/bousai/bosai_shiryo/R1tiikibousaikeikaku.data/R6.3tiikibousinnsai.pdf

(防災部防災危機管理TEL:0852-22-5885)

 

 原子力発電所については、国の規制基準により、敷地周辺において起こり得る最大規模の地震が発生しても、炉心損傷などの重大な事故に至らないことが要求されており、島根原子力発電所2号機は、宍道断層による地震を考慮しても、原子炉圧力容器や非常用発電機、非常用注水ポンプなど、事故防止に必要な「原子炉を止める、燃料を冷やす、放射性物質を閉じ込める」機能を有する設備が壊れないことが審査の中で確認されています。

 なお、令和6年能登半島地震の際、石川県志賀町では震度7が観測され、北陸電力志賀原子力発電所では、原子炉の停止や冷却に直接関わらない変圧器などの設備が損傷しましたが、事故防止に必要な機能を有する設備には影響が無かったことが確認されています。

(防災部原子力安全対策TEL:0852-22-6059)

 


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