松江市内の冠水被害について(追加意見)
【提案No.A2024-00089】7月11日受付
冠水常習地となっている松江市の黒田町や春日町一帯は、これからも冠水騒ぎが起こるのではないでしょうか。
行政は抜本的な対策を打っているのでしょうか。
【回答】8月2日回答
松江市黒田町および春日町周辺で、道路の冠水など、たびたび浸水被害が発生していることは認識しています。
島根県では、昭和47年7月豪雨相当の洪水に対して、家屋などの浸水被害を軽減できるよう、県と松江市により共同で策定した「松江市街地治水計画」に基づき、治水対策を進めています。
そのうち松江市の黒田町から春日町では、中川、四十間堀川、比津川の河川改修を計画しており、現在、中川では、下流より河幅を広げる工事を実施しています。また、四十間堀川でも河川改修のための測量や設計を進めているところです。比津川については、将来的に河川改修を行う予定としていますが、整備には相当の期間を要します。このため浸水被害を軽減するための当面の対策として、令和3年度から護岸の嵩上げ工事を進めています。
沿川の皆さまにはご心配をおかけしますが、引き続き、対策工事の早期完成に努めてまいりますので、ご協力よろしくお願いします。
なお、島根県のホームページにおいて松江市街地治水計画の内容等掲載していますので、ご覧ください。
(土木部河川課TEL:0852-22-6206)
【提案No.A2024-00103】8月5日受付
比津川は近年の堤防整備で、多少は越水を遅らせることはできましたが、氾濫を防ぐことはできず、結果として、地域住民の期待に応えられてはいないように思います。
これは、比津川の治水機能の低さと黒田町、春日町の地質的特性が相互に起因しているのではないでしょうか。
比津川の抜本的な改良は困難なため、四十間堀川への排水と逆流防止や、北高グラウンドなどの洪水調整池の強化・新設が必要だと思います。
【回答】9月10日回答
「松江市街地治水計画」に基づき、現在、中川では河川改修工事を、四十間堀川では河川改修のための調査を実施しているところです。比津川については、将来的に河川改修を行う予定としていますが、整備には相当の期間を要します。
このため浸水被害を軽減するための当面の対策として、県では令和3年度から護岸の嵩上げ工事を進めており、松江市においては、内水対策として排水ポンプの設置も実施しました。
また、松江市街地治水計画においては、比津川流域のため池や洪水調整池の活用や、中川流域の北高グラウンドを洪水調整池として活用することも計画しています。
沿川の皆さまにはご心配をおかけしますが、引き続き、対策工事の早期完成に努めてまいりますので、ご協力よろしくお願いします。
(土木部河川課TEL:0852-22-6206)
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