島根かみあり国スポ・全スポの強化事業の在り方について
【提案No.A2023-00413】3月21日受付
島根かみあり国スポを見据え、中学生時代に全国大会等で上位入賞した選手が、県内の高校に進学しやすい制度整備のため、予算を計上したという記事を見ましたが、目的は何ですか。
高校の重点校についても、今のやり方では、コツコツと指導を積み上げておられる指導者の方々の取組に水をさしていると思います。勝ち抜いたチーム、選手の経費を一部負担するような制度の方がよいと思います。今後の強化の在り方について、高体連に所属している学校の指導者全員にアンケートを取るべきです。
【回答】3月29日回答
県では、令和6年度から、中学生時代に全国大会等で上位入賞した選手が県内の高校に進学した場合に、競技活動費および寮費等を支援することとしています。
これは、県内の選手が高校進学を機に県外へ流出することを防ぐとともに、県内に選手が十分にいない競技については、県外から選手を確保することで、競技力の底上げを図ることを目的としています。
また、支援にあたっては、高校卒業後もふるさと選手(※1)として島根かみあり国スポ(以下、「国スポ」という。)に出場する意思があることを条件としています。
高校卒業後に大学進学等で県外に出られたとしても、県との関係性を維持していくことで、引き続き国スポに出場していただくだけではなく、県内で就職し、将来、地域での競技の普及を担う人材となられることを期待しています。
次に、高校の重点校(以下、「強化指定校」(※2)という)についてですが、国スポでは、高校部活動としてではなく、県代表選手(チーム)としての参加となります。
強化指定校は、県代表選手(チーム)の強化活動の拠点となる高校であり、その中でも県代表候補となる選手のみを対象に強化活動費を支援しており、また、強化指定校以外の選手であっても、県代表選手に選抜されれば、支援の対象としています。
強化指定校の指定にあたっては、島根県高等学校体育連盟(以下、「県高体連」という。)より推薦され、その中から、専任の指導教員等の配置や全国大会等の実績見込等の基準を基に、島根県競技力向上対策本部において決定しています。
県高体連の意向を踏まえて決定していることから、県高体連に所属している学校の指導者にアンケートを実施することまでは考えていません。
(※1)卒業した小・中・高等学校いずれかの学校が所在する都道府県の成年選手として出場できる制度
(※2)令和5年度まで:スポーツ推進重点校
令和6年度以降:島根かみあり国スポ強化指定校
(環境生活部スポーツ振興課TEL:0852-22-6144)
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