路線バスの運転手同士の挙手挨拶について
【提案No.A2023-00301】11月10日受付
松江市内で、交差点を左折する路線バスの運転手が、一番危険な車体の左側を見ずに、右側の別のバスの運転手の方に顔を向けて挙手挨拶しているのを目撃し、あぜんとしました。
数年前に、このような悪習をやめさせるよう提案し、根絶されたものと思っていましたが、いまだにはびこっているなら、重大事故を引き起こす可能性もあるので、やめさせるべきと考えます。
【回答】12月8日回答
【松江市交通局からの回答】
このたびは、運行中のバス運転士同士がすれ違う際に行った挙手挨拶について、ご指摘いただきありがとうございます。
公共交通事業であるバス事業において、輸送の安全の確保は当然の責務であり、人の命と安全を預かる上で基本的な義務です。
本局としましても、挙手挨拶は大変危険な行為であると認識しており、運転士として安全意識が低下していることに対して、改めて全運転士に周知・指導を行いました。
今後も、全運転士の安全意識の向上を図るとともに、添乗指導及び街頭指導等による安全運転指導を実施し、挙手挨拶の再発防止・根絶に取り組んでまいります。
【松江市交通局安全運行課TEL:0852-60-1111(代表)】
【一畑バス株式会社からの回答】
このたびは、弊社バス運転士同士の運転中における手挙げ行為について、ご指摘いただきありがとうございます。
安全運転・安全確認を実行していない運転に関し、心よりおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
お客様の命を輸送する責任のある運転士が、ハンドル・ブレーキ等を確実にできない状態を自ら作る行為であるといわれる手挙げ行為を行っておりましたご指摘を受け「常に安全運転すべきバス運転士としての意識の低さ」を痛感しています。
弊社としても、絶対にしてはならない行為であることは認識をしており、全国交通安全運動・県民運動である事故防止運動実施前には、運動の概要説明に併せ、安全輸送のポイントとして、「手挙げ行為の根絶」を毎回周知および教育をしていますが、ご指摘のとおり、いまだに根絶には至っていない現実も認識しています。弊社の教育の不適さを痛感しました。改めて、深くおわび申し上げます。
年内に再度、全従業員へ教育および周知の機会がありますので、今般いただきましたご指摘をそのまま全従業員に伝え、また、管理者による添乗指導・街頭指導・ドライブレコーダー映像による運転指導も行い、併せて再発防止と手挙げ行為根絶に向けて取り組んでまいります。
このたびは、重大事故が起きる前に、ご指摘をいただきましたことに感謝申し上げます。
安全・安心なバス運行になるように努めてまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
【一畑バス株式会社TEL:0852-20-5200】
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