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子どもの学力向上のため、積極的にデータを公表・分析し施策を実行すべき


 

【提案No.A2023-00234】9月8日受付

 8月の山陰中央新報での知事の発言「義務教育の体をなしていない」に賛同しての提案です。

 本年行われた「全国学力テストの結果」を新聞報道で知りました。詳細なデータは当然持ちませんので、単純ですが小学校は国語+算数(中学・数学)の素点、中学校はそれに英語の素点を加えたもので比較してみました。

 結果は小学校では全国で下から2位、中学校は下から5位前後のように見ています。島根の子どもの学力が全国最低級であることはとても由々しきことです。

 今回の結果を知り知事は、県教委に対応を要請したとのことでとても嬉しく思っています。

 そこで、検討される視点を一つ提案させてください。

 それは「松江市の児童・生徒の学力が、この15~20年間にどう変化したか」ということです。

 15年前に、現場では反対の声が強い中で「小中一貫教育」と「市内小中学校庭の芝生化」が導入されましたが、これにより松江市内の小・中学校の現場の多忙化が進みました。

 島根県の学力をリードしていた松江市の学力が、この多忙化で降下したことが、島根県全体の学力が低下した原因の一つではないかと推測・懸念しています。

 学力の向上には多くの要素を含んでおり、多角的視点の分析と知力・予算を使っての強烈な施策が必要です。県・市の教育委員会がデータを積極的に公表するとともに、現場に出向いて分析し、施策を実行すべきと考えます。

 子どもたちの学力は、学校でつけるべきです。そのために知事からの要請を待つまでもなく、教育委員会はあらゆる教育環境を整えるのに力を発揮すべきです。

 

【回答】11月15日回答

 令和5年度の全国学力・学習状況調査の結果及び分析等につきましては、島根県教育委員会のホームページ及びしまねの教育情報web「EIOS」に7月31日に公表しています。県教育委員会では、全県の傾向についてお示しし、市町村教育委員会や各学校で行われる分析に役立てていただくようにしています。

 全国の平均正答率から見ると、島根の子どもたちの学力は十分とは言えない状況ですが、調査結果を平均正答数で見ると最も高い都道府県と最も低い都道府県の差は1問程度しかないことが多く、順位等で見るよりも、どこに課題があるかを分析することが大切だと考えています。

 したがって、教科ごとに詳細に分析を行い、課題を克服するための授業改善等の資料である教育情報紙(機関誌)を「EIOS」に掲載し、併せて市町村教育委員会を通じて各学校に今後の授業づくりのポイント動画を配信し授業改善に役立ててもらっています。

 子どもたちの学力を育む中心となるのが学校です。今後も知事の要請の有無に関わらず、市町村教育委員会と連携・協働し、学力育成に係る会議、学校訪問指導、教職員研修等において授業改善が進められるよう働きかけていきます。また、現場にも足を運び、教育環境の実態を把握し、適切な施策の実施に取り組むことで、子どもたちが確かな学力を身に付け、自分の未来を切り拓いていくことができるよう一丸となって取り組んでまいります。

 また、「松江市の児童生徒の学力が、この15~20年間にどう変化したか」を分析することや今後の取組等の検討の視点にするというご提案については、参考にさせていただくとともに松江市教育委員会に情報提供いたします。

 

【参考】

 教育情報web「EIOS」令和5年度全国学力・学習状況調査結果概要(7月31日公表)(外部サイト)

(教育庁教育指導TEL:0852-22-5576)

 

 

 


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