教員の負担軽減について
【提案No.A2023-00121】7月1日受付
小中学校の全学年で5時間授業にするだけで、教員の残業が減るので、島根県独自で実施してはいかがでしょうか。
【回答】7月28日回答
小中学校については、学校教育法施行規則で、各学年における総授業時数の標準が示されているため、毎日5時間授業とした場合には、土曜日も授業を行ったり、夏季休業期間を短縮したりするなどの対応が必要となります。
実施するかどうかについては、公立小中学校等であれば学校設置者である各市町村での判断となるため、県の考えで決定することはできません。
また、県立高校については、国の基準である高等学校学習指導要領で、全日制課程における週当たりの授業時数は30単位(1日6時間授業を週5日間)を標準とすると定められており、これを踏まえ各学校で1日の授業時間数を決定しています。
各学校とも、学習指導要領に定められた学習内容を学び、高校卒業時に求められる力を育成するためには、現在行っている授業時間数の確保は最低限必要であると考えています。
よって、県立高校で5時間授業とすることは困難ですが、教員の負担軽減はとても重要であり、有効な対策を検討していきます。
(教育庁教育指導課TEL:0852-22-5576)
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