松江市における可燃ごみの分別について
【提案No.A2023-00026】4月24日受付
松江市では、革製品も硬いバケツも歯ブラシもガラスも可燃ごみとなると知り、非常に驚きました。
山口県岩国市では、ガラス、金属破砕、びん、かん、プラスチック、可燃、粗大ごみというように細かく分別しています。
環境のためにも、県庁所在地の松江市から、変えていかれてはいかがでしょうか。
【回答】5月16日回答
本市のごみの再資源化に強い関心を寄せていただいたことに感謝申し上げます。
廃棄物の処理につきましては、各市町村が一般廃棄物を適正に処理・再資源化するために、廃棄物処理施設の能力や地域の実情により、ごみの出し方・分別ルールを定めています。
ご指摘いただいた岩国市の家庭ごみの出し方・分別方法は、20種類の分別に取り組んでおられることを「岩国市一般廃棄物処理計画」で拝見させていただきました。
本市では、『世界に誇る環境主都まつえ』を目指していくことを基本理念とし、松江市一般廃棄物処理基本計画に基づき、「4R運動の推進プロジェクト(リフューズ・リデュース・リユース・リサイクル)」、「ごみの適正処理推進プロジェクト(安定的なごみ処理体制)」を掲げ、容器包装リサイクル法に基づく、びん、缶、ペットボトル、紙製容器包装、プラスチック製容器包装などを含めた15種類の分別に現在取り組んでいます。
本市の一般家庭から排出されるごみのうち、容器包装リサイクル法対象品目以外の硬いバケツや歯ブラシなどのプラスチック製品、個別のリサイクル法に該当しない革製品やガラス等につきましては、「もやせるごみ」としてエコクリーン松江(シャフト式ガス化溶融炉)で、高温で溶融する特殊な炉を用いて処理を行っています。
このガス化溶融炉は、処理する際に発生する熱を用いて発電し、施設の電力として使用するとともに、余剰電力は電力会社に売電しています。
また、溶融されたごみからは、金属分である「メタル」と、砂のような性状をもつ「スラグ」が発生し、「メタル」は資源として、「スラグ」は建設資材として売却しています。
ガス化溶融炉の導入と市民の皆さまのごみの減量や再資源化への高い意識とご協力により、全国的にひっ迫する最終処分場への埋立量も、本市はごみ発生量に対し約2.7パーセントと低い数値となっています。
全国の他の自治体も保有する処理施設の能力と住民の皆さまのご協力により、ごみの減量と再資源化への取組を進められていると思いますが、本市も『世界に誇る環境都市まつえ』の実現に向け、引き続き、ごみの減量・資源化に努めてまいります。
最後になりますが、ぜひ「エコクリーン松江」を含む本市のリサイクル施設を見学していただければ幸いです。
【松江市リサイクル都市推進課TEL:0852-55-5280、施設管理課TEL:0852-55-5272】
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