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若手の消防団離れについて


 

【提案No.A2023-00025】5月4日受付

 

 消防団の操法大会については、

・大会に向けた長時間の訓練で、負担を嫌う若手の消防団離れにつながっている

・大会競技が消火活動のみで、土砂災害に伴う住民救助や捜索など、実際の活動に対応していない

・訓練では整列位置や放水時の姿勢などの所作確認に占める時間が多くなり、実際の活動に対応していない

といった課題が指摘されています。県として何か対策を講じてくださいますでしょうか。

 若手の消防団離れが深刻ですが、地域防災にとって消防団は必要不可欠です。

 

 

【回答】5月23日回答

 

 消防団は、地域防災力の中核として重要な役割を担ってきましたが、団員数が年々減少しており、ご指摘のように、特に若年層の入団者数が著しい減少傾向にあるなど、課題を抱えています。

 そのような中、県としては、消防団員の負担軽減のため、従来から毎年度開催してきた島根県消防操法大会の隔年開催や実施種目の見直し・簡素化について、県内消防団のご意見もお聞きしながら、検討を行っています。

 また、多様化する災害に対応するため、各消防団で創意工夫した、自主的な訓練や研修による団員の技能向上対策や地域向け防災教育等の実施について支援を行っています。

 地域の安全・安心に欠くことができない消防団活動について広く認識・評価されることが、今後の団員確保につながるものと考えられることから、引き続き、テレビ・ラジオを通じた入団促進のための広報活動などに取り組んでいきます。

(防災部消防総務TEL:0852-22-5884)

 

 

 


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2023年5月項目一覧


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〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025