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「(仮称)日向山・大出日山風力発電事業」について


 

【提案No.A2022-00599】3月8日受付

 「(仮称)日向山・大出日山風力発電事業計画段階環境配慮書」に対する知事意見を拝見しました。県知事も健康・環境面でさまざまな懸念を示してくださいましたが、安来・雲南市では住民の不安の声が非常に大きく、「日向山・大出日山風力発電を考える会」も立ち上がり、事業者に対し変更や撤退を望む意見書も多数集まっています。

 大規模な風力発電事業が水源地の山々にこの形のままで実現すれば農業・観光・移住などさまざまな分野で大打撃を与えると思いますし、何よりたった20年のためにかけがえない環境を失うことは避けたいです。

 安来市長も住民の意見を置き去りに事業が進むことのないようにするとおっしゃっています。島根県におかれましても、ぜひそのようにしていただきたいと思います。

 

参考:日向山・大出日山風力発電を考える会

https://sites.google.com/view/yasugiwind

【回答】3月29日回答

 ご意見いただいた「(仮称)日向山風力発電事業、大出日山風力発電事業」につきましては、現在、環境影響評価制度に基づく手続きを実施しているところです。

 環境影響評価制度とは、開発事業の内容を決めるに当たって、それが環境にどのような影響を及ぼすかについて、あらかじめ事業者自らが調査、予測、評価を行い、その結果を公表して一般の方々、地方公共団体、国などから意見を聴き、それらを踏まえて環境の保全の観点からよりよい事業計画を作り上げていく制度であり、事業に対して許認可を与える制度ではありません。(発電事業については、電気事業法に基づいて国が許認可を行います)

 県としては、地域にお住まいの方などの理解を得ることは、極めて重要であると考えており、事業者に対しては、地域住民の理解を得ないまま事業が進むことのないよう、十分な説明や、意見・要望に対する誠実な対応を行うよう求めてきています。

 また、環境影響評価手続きにおいて、関係市長や地域住民の意見、さらには動植物や騒音など環境分野における有識者で構成される審査会の意見を踏まえて、環境保全の見地から知事の意見を述べてまいります。

(環境生活部環境政策TEL:0852-22-6514)

 

 

 


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