海岸のごみ拾い
【提案No.A2022-00578】1月24日受付
このたび萩・石見空港の魅力的なキャンペーン(※1)を利用し1泊2日で島根県を旅行しました。世界遺産、温泉やグルメなど、大変満足な旅行だったのですが、一点だけ残念だったのが海岸(※2)に打ち上げられた大量のごみでした。他県の海と比較してもその量の多さに驚きました。その後の廃棄までを考えると観光客の立場では何もすることができませんでした。
提案としましては、訪れる観光客にごみ拾いをさせてはどうかということです。せっかく魅力あるキャンペーンなので、ごみ拾いに参加することをキャンペーン獲得の条件にしてもいいかもしれません。マイクロプラスチック等の海洋汚染問題への取組、綺麗な日本海、綺麗な島根県の維持に少しでも貢献でき、なおかつお得に旅行ができるとしたら、私なら喜んでごみ拾いに参加したいと思います。
※1.「萩石見ぶらり手形」「石見の神楽めしクーポン」「レンタカー割引キャンペーン」
※2.持石海岸
【回答】2月17日回答
海岸漂着ごみ対策についてのご提案ありがとうございます。
海岸等に漂着するごみの量に関して、令和元年度に環境省が全国10地点で実施したモニタリング調査(※1)では、島根県(松江)は、3番目に多く、漂着しやすい地域となっており、各海岸管理者により対策がとられています。
調査結果では、自然物に比べ人工物が多いこと、漂着ペットボトルのうち外国語表記のものの割合が多いことから、海流等の影響による国外からの漂着も原因の一つと考えられ、漂着ごみの中には強酸性の液体が入ったポリタンクや注射器(※2)など、危険なものも漂着しています。
島根の豊かな環境保全の一環としても、海岸の環境の保全は大変重要ですので、引き続き、漂着ごみ対策に努めてまいります。
※1環境省調査結果
https://www.env.go.jp/press/108800.html(外部サイト)
※2県内の海岸における医療廃棄物(注射器)の漂着(島根県報道発表資料)
https://www3.pref.shimane.jp/houdou/articles/156339(外部サイト)
(環境生活部廃棄物対策課TEL:0852-22-6790)
この度は、島根にお越しいただきありがとうございます。
また、萩・石見空港のキャンペーンをご利用いただき、世界遺産石見銀山や温泉、グルメなどの旅を楽しまれたと伺い、関係者一同大変喜んでいます。
海岸に打ち寄せられる海洋ゴミにつきましては、県内においてSDGsの観点から教育プログラムに活用するなどの事例がありますので、ご提案のゴミ拾いを観光に活かす発想につきましても、今後の参考にさせていただきます。
(商工労働部観光振興課TEL:0852-22-5625)
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