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高校生のバイク通学の解禁について(追加提案)


 

【提案No.A2020-01316】2021年3月7日受付

 埼玉県では、高校生をバイクに「乗せない」「免許を取らせない」「買わせない」いわゆる「三ない運動」が撤廃されました。「三ない運動」は、実に40年以上前から続く、法律上は16歳で取れる免許を取らせないという、人権侵害にも等しい悪習だと考えます。時代は令和になりました。そろそろやめましょう。情報系の学生がパソコンを大切にするように、機械工業系の学生が自らのバイクを大切にすることで、機械への関心も高まるかと思います。

 確かに交通事故の心配も増えると思います。面倒なことにふたをするより、若者と向き合い、信頼関係を築いて事故を防ぐことが大切ではないでしょうか。高校生のバイク通学の解禁(小型自動二輪限定125cc未満)をぜひご検討ください。

【回答】2021年4月7日回答

 県立高校の生徒の通学方法については、各学校において校則で定めています。

 現在、県立高校の全日制においてオートバイでの通学を認めている事例はありませんが、これは、生徒自身の通学における事故の危険回避などの理由によるものです。

 法律上、16歳になればオートバイの免許が取れることから、通学での使用を認めるべきというご意見ではありますが、徒歩や自転車よりも重大な事故につながりかねないオートバイの使用については、慎重に判断する必要があると考えます。

(教育庁教育指導課)

 

 

【提案No.A2022-00235】10月28日受付

 たしかに、16歳で免許が取れるからといって高校生がバイクの運転をするのは、安全性の面において懸念点が多い。

 しかし、島根県のような公共交通機関もあまり充実しておらず、人々の移動は自家用車が主で、なおかつ目的地までの移動距離が比較的長いという通勤、通学事情を考えると、一部地域を除いては、バイクという移動手段がないことによって生じるデメリットの方が大きいように感じる。

 さらに、単純な安全面においては、高校生よりも高齢者の方が危険性が高いため、高校生の安全意識における対策としては定期的に講習会を設けるなどの対策で事足りるようにも思える。

 十分に検討する必要があるという回答をすることで結果的に議論の結論を先延ばしにするのではなく、現実問題として、かなりの長距離を毎日通学しなければならない生徒の負担を真剣に考え、実施することを前提に、安全対策をどのように講じて生徒の交通事故を防ぐかということに重点を置いた、生徒の目線から見た前向きな議論をすべきではないのでしょうか。

【回答】11月16日回答

 県立高校の通学方法は、各学校において校則で定めています。

 校則については、生徒の実情や保護者の考え方、地域の状況などを踏まえたものになっているか見直していくよう、各学校に研修等で周知しています。

 通学方法は、地域の公共交通機関の状況等を踏まえ検討するものですが、オートバイでの通学は、徒歩や自転車と比べ重大な事故につながる恐れがあることや購入・維持経費が多額であることなどの課題もあることから、生徒や保護者の意見も聞きながら、慎重に判断する必要があると考えています。

 なお、県内においては、定時制・通信制課程を有する高校等でオートバイによる通学を認めている例があります。こうした学校では、通学における使用の決まりの遵守、車両の点検整備等の安全管理を行うことについて危機管理マニュアルに定めるなど、生徒の安全が確保されるよう取り組んでいます。

(教育庁教育指導課TEL:0852-22-6856)

 

 

 


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