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トレイ回収の義務付けについて


 

【提案No.A2022-00118】6月7日受付

 

 近所のスーパーでは「トレイ」を回収しています。現在、地球環境を守るため社会ではいろいろ考案され、ごみの回収に努めているところです。

 そこで提案です。トレイは、スーパーが商品を売ったためごみとして出るものです。レジ袋の削減も実行されました。島根県は、スーパーにトレイ回収を義務付けたらどうでしょうか。「クリーン島根県」も発信できます。ただし、個人商店には負担増で無理でしょう。

 

 

【回答】7月25日回答

 

 ご意見をいただき、ありがとうございます。

 家庭から排出されるごみのうち、容器包装廃棄物が約6割(容積比)を占めると言われており、ご提案の発泡スチロールトレイについても容器包装廃棄物に含まれています。

 このため容器包装廃棄物の削減のため、現在、容器包装リサイクル法に基づき、容器包装廃棄物の発生の抑制やリサイクルにより、ごみの減量化や資源の有効利用を図る取組を行っているところです。

 容器包装リサイクル法では、消費者が「分別排出」、市町村が「分別収集」、事業者(※1)が「再商品化(リサイクル)」とそれぞれの役割分担を決め、3者が一体となって容器包装廃棄物の削減に取り組むことを義務付けています。

 さらに、事業者が再商品化を行うに当たって、①リターナブルビンなど自ら回収・再利用する方法、②指定法人(※2)に再商品化を委託する方法、③事業者自らが認定を受けて再商品化を実施する方法の3つの方法が定められており、多くの事業者では、指定法人への委託によって再商品化に取り組んでいます。

 ご提案のありましたトレイの回収につきましては、市町村の役割として、各市町村が策定された市町村分別収集計画により分別収集に取り組んでおり、事業者においても法に定められた方法により再商品化の取組を行っています。

 そのため、県としてトレイ回収の義務付けについては考えていませんが、県では、引き続き、市町村と連携し、廃棄物の減量、また、リサイクルの促進等の取組を推進します。

 また、県では、環境にやさしいお店を「しまエコショップ」として登録し、その取組内容を消費者に周知しています。「しまエコショップ」では、3R(リデュース、リユース、リサイクル)や省エネ・省資源などに積極的に取り組んでいますが、中には、独自に特典を設けてトレイ回収を促している店舗もあります。

 このような取組が更に進むよう、「しまエコショップ」の普及や消費者へのPRに引き続き取り組んでまいります。

 

※1事業者:容器の製造事業者・容器包装を用いて中身の食品を販売する事業者(小規模事業者は除く)

※2公益財団法人日本容器包装リサイクル協会

(環境生活部環境政策TEL:0852-22-6379、廃棄物対策TEL:0852-22-6421)

 

 

 


[この回答に対する意見募集]

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広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
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