昨年7月12日の豪雨災害により三刀屋町内では三刀屋川の水位上昇に伴い、三谷川樋門が閉じられ、内水氾濫を起こしました。対策工事として、三刀屋川の堆積土の撤去等を行われているところですが、三谷川の改修はされないのでしょうか。基本的に三谷川の断面はV字となっており、河道は狭く、土手も低く、その上、河道に繁殖している植生も伸び放題となっているのが通常です。扇状地から三刀屋川との合流地点までの開削と護岸のコンクリ化等で補強することはできないでしょうか。ご検討をお願いいたします。

　ご意見ありがとうございます。

　このたびの内水氾濫は、三刀屋川の流域に降った雨により、三刀屋川で高い水位が長時間続き、三谷川の樋門の閉鎖時間が長くなったことで、三刀屋町市街地に多くの雨が貯留したことが原因と考えています。

　その対策として、三刀屋川の水位を下げるための河川掘削を行うことが最も効果的と判断しました。

　その効果としては、昨年7月と同規模の雨が降った場合でも三谷川合流地点の三刀屋川の水位が約１メートル下がることで、三谷川樋門の閉鎖時間が短くなり、家屋浸水や国道などの冠水が解消されます。

　なお、三谷川は平成19年度に河川改修が完成しており、今後、さらに改修する予定は今のところはありません。

　河道の植生につきましては、出水期前の除草など、引き続き適切な維持管理に努めてまいります。

（土木部河川課TEL：0852-22-6206）

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