私の住む地域では野良猫が増えています。個人的に心を痛め、何匹も避妊手術をし、飼ってきました。地域自治体に地域猫活動導入を願い出て、県で無料の野良猫の不妊手術ができるようにとお願いしましたが、ハードルが高いようで、実現に至っていません。もっとハードルを下げて、個人の持ち込みにも無料の避妊手術、または助成金の導入をお願いできないでしょうか。数が増えるにしたがって、猫エイズなどの感染症も拡大していきます。治療費も無職の身にはこたえます。

　島根県では、地域全体で飼い主のいない猫を管理する地域猫活動事業を実施しています。

　この事業は、飼い主のいない猫による環境侵害でお困りの地域にて、今いる猫を県が不妊去勢手術を行い一代限りとし、餌やトイレの管理などのルールを定め、動物との共生を図り環境侵害の改善につなげていくものです。

　これには、地域の皆さんの合意の下でルールを決め、進めていくことが必要となります。

　県としては、これらの取組を進めることとしており、ご意見にあります、地域猫活動の実施条件の緩和、個人の方への無料の避妊手術や助成金の導入につきましては考えていませんが、飼い主のいない猫による被害にお困りの地域で、本事業に取り組まれる場合は、最寄りの保健所へご相談いただきますようお願いします。

（健康福祉部薬事衛生課TEL：0852-22-5264）

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