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島根県東部地域にアートセンターを


 

【提案No.A2021-00632】3月31日受付

 

 県西部、益田市を中心に音楽ホールと美術館が一体となったグラントワが今日的、現代的な芸術体験、観賞機会を提供しており、優れた取組や企画をされています。

 一方、鳥取県米子市などでは、アーティスト・イン・レジデンス(作家の滞在制作)や県全体を会場とした芸術祭を開催しています。

 しかし、島根県東部地域では、県立美術館が立地するも、今日的、現代的な芸術体験ができる機会が少なく、他地域と比較しても地味な印象があります。

 県内でも人口の多い地域ですので、それにふさわしく、また今後の魅力を向上させるためにも、県立美術館に今日的なアートの分野を拡充させることや、その分野に長けた学芸員の採用、廃校舎、県営住宅などをアートセンターに転用させる等、次世代に向けた取組をぜひ検討願います。

 

【回答】6月24日回答

 

 島根県の文化・芸術行政への取組にご意見をいただき、ありがとうございます。

 県立美術館は、美術作品を展示し鑑賞いただく施設として、企画展やコレクション展などの鑑賞機会を提供するほか、エントランスロビーでのコンサートやホールでの講演会、館内外でのワークショップの実施など、展覧以外の取組も進めているところです。また、ギャラリーは、県総合美術展(県展)の実施のほか、県内美術団体等の展覧会に貸し出すなど、県民の皆さまが制作した美術作品等の展示・発表に活用いただいています。

 ご提案いただきました「今日的なアートの分野」に関する取組につきましては、学芸員の採用条件ではなく、日々の業務の中で研さんし、取り組んでいくべきことと考えますので、他県の取組や事例を参考にしながら今後の業務に取り組んでまいります。

 また、アートセンターを定義付けることは難しいですが、県立美術館は、アートを介して人や地域をつなげ、県民の皆さまが気軽に訪れられる美術館となること、美術館が所蔵する美術品等を活用して、多くの人が訪れたくなる魅力的な美術館になることを目指し、東部地域の文化・芸術の拠点施設の一つとして取組を進めて参りますので、ご理解とご協力をいただきますよう、お願いいたします。

(環境生活部文化国際課文化振興TEL:0852-22-5877)

 

 

 


[この回答に対する意見募集]

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島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
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【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025