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出生前における障がいへの理解について


 

【提案No.A2022-00020】4月16日受付

 

 新出生前診断等のニーズの増加を背景に、遺伝的検査が普及し、合わせて遺伝カウンセリングも増加していると聞く。新出生前診断で問題となるのは、「障がいとは生きづらさ、暮らしづらさ」という理解がきちんとなされているかということ。単に医療、遺伝専門家だけでなく、生きづらさや暮らしづらさを支えるソーシャルワーカー、現に障がいのある子どもを育てている親の会メンバー等もカウンセリングにあたることが大切だと考える。苦労は大きいが、障がいのある子どもを育てることでの学び、人との縁、つながりを得て人生のプラスを感じている人も多いと思う。そうしたシステム、場の提供を願う。いのちの問題を医療分野のみで語ることは問題。

 

【回答】5月27日回答

 

 県では、令和4年4月に開設した「しまね妊娠・出産相談センター」において、将来子どもを望む方や、不妊や不育に悩む方からの相談のほか、出生前検査に関する相談支援を行っています。

 出生前検査について悩みや不安を持つ方やその家族をサポートするため、専門の相談員を配置しており、相談に当たっては、医学面のみならず心理社会面など総合的に配慮した対応に努めています。

 また、障がい福祉関係機関等の紹介が必要な場合には、市町村の障がい福祉関係部署と連携して対応することとしています。

 子どもを産み育てたいと望む方々が、安心して妊娠・出産・子育てできるよう、引き続き支援体制の充実に取り組んでまいります。

(健康福祉部健康推進TEL:0852-22-6492)

 

 

 


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