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島根原発へのリスクについて


 

【提案No.A2021-00796】11月16日受付

 

 1.海底火山による軽石の漂着が沖縄などで深刻化しています。島根原発も、火山の噴火による軽石や灰が取水口近くの海に降り注いだ場合のリスクを考えるべきではないでしょうか。

 2.米子市の美保飛行場に、自衛隊の空中給油機が配備される予定です。ここの滑走路では、自衛隊機の訓練(タッチ・アンド・ゴー)が日常的に実施されています。出雲・米子の空港の民間航空機の発着数は少ないですが、自衛隊のは相当な回数です。満タンの空中給油機が島根原発のすぐ近くに墜落するリスクがあるのではないでしょうか。

 

【回答】5月30日回答

 

 1.国の説明によれば、島根原子力発電所においては、取水口を海中に設置することにより下層水を取水しており、海面付近の軽石を含む表層水を取水する構造とはなっていないとのことです。そのため、漂流する軽石が到達した場合においても、海水ポンプの取水性に悪影響を及ぼすとは考えがたく、原子炉の冷却機能は維持されると考えられるとのことです。

 2.航空機の落下については、航空機が発電用原子炉施設に衝突する確率が、原子炉1基ごとに1千万年に1回(10マイナス7乗回/炉・年)を超える場合、設計上考慮することとされているところですが、中国電力は、最新の航路、飛行実績等の情報を踏まえた航空機落下確率は、約8.4×10マイナス8乗回/炉・年であり、航空機落下による防護については設計上考慮する必要はないと評価しており、原子力規制委員会も中国電力の評価は妥当と判断されています。

(防災部原子力安全対策TEL:0852-22-5698)

 

 

 


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