通学路の安全確保について
【提案No.A2021-00644】3月31日受付
3月29日の山陰中央新報の議会広報によりますと、白石恵子県議の質問に対して、県は通学路の安全確保について、県教委、県警、県土木三者で情報共有していくと回答されています。小学生の通学路に関しては、地域住民の見守り活動などが実施されていますが、中学生、高校生は、地域をまたいで通学することから、安全確保への地元の関心が薄いように思われます。
県教委・市教委、県警、道路管理者が情報共有していくことで、通学の安全を確保してほしいと思います。
【回答】5月31日回答
小中学校の通学路の安全確保については、各市町村が策定した通学路交通安全プログラムに基づいて、学校ごとに、市町村教育委員会、警察、道路管理者、PTA等が連携して点検を実施しており、児童生徒への安全指導や歩道の設置、横断歩道の改修など、必要な対策を講じることとしています。
また、令和3年6月に千葉県八街市で発生した事故を受け、車の速度が上がりやすい場所やヒヤリハット事例があった場所などを新しい点検項目に追加し、各市町村において点検されています。県としましても、市町村が点検された情報について、教育委員会、土木部、警察本部で共有し、県および市町村全体として通学路の交通安全が図られるよう対応してまいります。
高校の通学路については、地域や学校の実情等により生徒の通学手段や経路が多岐にわたることなどから、引き続き、生徒に対する交通安全教育の充実を図るほか、学校が把握した危険箇所について道路管理者へ改善を求めるなどの取組を進めてまいります。
(教育庁教育指導課TEL:0852-22-6856)
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