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山陰道区間無料化による渋滞の緩和について


 

【提案No.A2021-00621】3月15日受付

 

 島根県と鳥取県をつなぐ国道9号は毎朝夕に渋滞が起きます。これは幹線道路が1本しかないために発生していると考えられます。

 特に安来市には島根県でも最大規模の工業地域があり、勤めている方々が同時刻に移動することで渋滞が発生します。

 平成18年に鳥取県は、片山元鳥取県知事の働き掛けにより、山陰道の有料区間であった米子─淀江区間の無料化を打ち出して、市内を走る国道9号の渋滞緩和に成功されています。

 島根県においても、知事の働き掛けにより山陰道の無料化を行い、日々の渋滞の緩和ができないでしょうか。

 

【回答】3月30日回答

 

 山陰道の安来道路(米子西IC~東出雲IC間)は、高速道路株式会社が建設費などの必要な経費を金融機関等から借り入れて、完成後通行料金を徴収し、その返済と管理費に充てる仕組みにより整備を行っており、有料となっています。

 この区間は全国の高速道路の債務返済計画に組み込まれており、この区間を切り出して無料化することは困難です。

 なお、日本道路公団の民営化時において、米子道路(淀江IC~米子東IC間)については、全国の高速道路の債務返済計画に組み込まれず、国と鳥取県が未償還金を負担することで無料化となりましたが、安来道路については、全国の高速道路の債務返済計画に組み込まれたため、無料化とはなりませんでした。

(土木部高速道路推進TEL:0852-22-6570)

 

 

 


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