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旧日本海軍大社基地跡地の活用について


 

【提案No.A2021-00618】2月6日受付

 

 最近、出雲市斐川町にある旧日本海軍大社基地跡地を巡り、滑走路跡地の宅地開発に対する跡地保存を訴える声が上がっています。周辺地域の住宅需要や、県予算の収益源などの観点から不当とは言えません。しかし、県民への平和教育の在り方と密接につながる貴重な資源と考え、県民のみならず国内外へ発信できる資源と考えることもできます。今後の活用策としては、現在の姿を可能な限り保存しながら、戦時の記憶を後世に伝えるための公園広場として整備することを提案いたします。周辺住民の憩いの場、運動場や祭りのスペースとして、同時に戦争の記憶を伝える資料施設や軍用機の復元プロジェクトなど、注目を集める場として活用していくことが望ましいと考えます。

 

【回答】3月25日回答

 

【出雲市からの回答】

 このたび民間事業者が取得された場所を市として買い上げて公園整備する考えはありませんが、平和学習の場として滑走路跡の一部を残し、活用していく考えです。

【出雲市市民文化部文化財TEL:0853-21-6893】

 

【島根県からの回答】

 このたびは貴重なご提案、ありがとうございます。

 県は、当該地をご提案の戦時の記憶を後世に伝える公園広場として整備する考えはありません。なお、当該地の土地利用を所管する出雲市に確認したところ、上記のような回答を得ています。

 県としては、出雲市の考えを尊重した上で、今後、この場所が県内における平和教育発信の場として幅広く活用されるよう、出雲市の取組を支援してまいります。

(教育庁文化財TEL:0852-22-5879)

 

 

 


[この回答に対する意見募集]

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