伯備新幹線の建設推進と四国横断新幹線との直通構想の検討を
【提案No.A2021-00543】1月4日受付
伯備新幹線の建設推進と四国横断新幹線との直通構想の検討をお願いします。
全国の新幹線計画図の資料を見てみると、伯備新幹線が四国横断新幹線(岡山ー高知)とつながっているような線であることに気付きました。松山から松江に行こうとすると、現状では特急しおかぜと特急やくもの乗り継ぎで約6時間半かかります。伯備新幹線ができれば、四国と山陰の往来がしやすくなり、四国から島根県・鳥取県に観光に行く人が増え、その逆も期待できます。四国横断新幹線と伯備新幹線の直通もできれば、四国と山陰の往来がより簡単になると思います。
【回答】2月4日回答
新幹線の整備は、地方への新しい流れを作り出し、地域活性化に資する大きなプラス効果がある一方で、建設費の財源確保やその負担の在り方、並行在来線の地元移管や、競合する在来特急の維持が困難になることなど、さまざまな課題があります。
このため、県ではこれまで、毎年の重点要望で、山陰における高速鉄道網の整備に向けた具体的な取組を加速するとともに、並行在来線の取り扱いも含めた地方負担の在り方を見直すよう、国へ求めています。また、中国地方知事会や山陰新幹線建設促進期成同盟会においても国へ要望しています。
引き続き、国などのさまざまな動きを注視しながら、新幹線の効果や課題について県内の全ての市町村としっかり認識を共有した上で、関係自治体と連携して必要な対応を図ってまいります。
(地域振興部交通対策課TEL:0852-22-6073)
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