• 背景色 
  • 文字サイズ 

島根原子力発電所2号機の再稼働について


 

【提案No.A2021-00533】9月29日受付

 

 中国電力島根原子力発電所2号機が9月15日、原子力規制委員会の原子炉設置変更の審査に合格しました。残るは「工事計画」と「保安規定」の審査で、1年ぐらいかかる見込みです。

 2号機の再稼働の地元同意は、2つの審査に合格してから議論すべきではないでしょうか。自民党の河野太郎氏は、核燃料サイクルの中止を訴えています。これが止まると国内の原発は稼働が難しくなります。

 島根県におかれましても、2号機の再稼働の地元同意については、時間をかけて県民の意見をまとめてほしいと思います。

 

【回答】12月27日回答

 

 原子力規制委員会での審査のうち、設置変更許可の審査では、地震や津波などに対する施設、設備の基本的な設計方針が確認されます。詳細設計は、設計および工事計画認可での審査、運用ルールは保安規定変更認可での審査となります。

 島根原発2号機については、令和3年9月15日に設置変更許可が出され、同日、経済産業大臣から県に対し、島根原発2号機の再稼働を進める政府方針への理解を要請されました。

 設置変更許可後という時期での要請について国は、他地域と同様の扱いとしている、設置変更許可の審査の段階で、基本的な設計方針に加えて、詳細設計の部分にも踏み込んで確認しているとのことであり、要請時期は国の判断により決められたものと認識しています。

 県としては、島根原発2号機の再稼働の可否の判断に当たって、これまで住民説明会や住民団体の代表も参加する安全対策協議会、専門家である原子力安全顧問から意見をお聴きしていますが、今後、関係自治体や県議会の意見を伺い、総合的に判断していく考えです。

 なお、県では、ご意見にもある核燃料サイクルなど、住民説明会等での意見やそれに対する県の認識をまとめています。詳しくは原子力安全対策課のホームページ上に掲載しましたので、そちらをご覧ください。

※リンク先URL

https://www.pref.shimane.lg.jp/bousai_info/bousai/bousai/genshiryoku/doukou.data/gikai-omonaiken.pdf

(防災部原子力安全対策TEL:0852-22-5697)

 

 

 


[この回答に対する意見募集]

■この回答に対してご意見がありましたら、こちらをクリックしご意見送信メールからお送りください。ご意見には、お名前、年代、お住まいの市区町村をメールの件名欄に入力願います。上記リンクをクリックしてもメールボックスが出ない場合は、恐れ入りますがメールソフトを立ち上げteian@pref.shimane.lg.jpのアドレスまでご意見を送付ください。その際は、お手数ですが、上記の【提案No.】、お名前、年代、お住まいの市区町村をメールの件名欄に入力願います。


2021年12月項目一覧


お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025