能登半島では、最近地震が頻繁に発生しています。

　能登半島、佐渡島、そして島根半島は地層的にはつながっているといわれています。

　先日、安全審査に合格した島根原発２号機ですが、もし、大地震が発生したり、テロ攻撃があれば、被害は途方もなく広範囲に及びます。松江市自体が帰還困難区域になり、数十万の人の避難計画は机上のものでしかなくなります。

　ぜひ、丸山知事には将来を見据え、科学的な知見をも重視した実際的な判断をお願いしたいです。

　島根原発２号機については、９月15日に、国の原子力規制委員会が原子炉設置変更を許可したところです。

　今後、県として、島根原発２号機の再稼働の可否について判断していくに当たっては、まずは原子力規制庁から、中国電力の地震対策やテロ対策を含めた安全性、経済産業省から再稼働の必要性、内閣府から住民の避難対策などについて十分な説明を受けることといたします。その上で、原子力の専門家である原子力安全顧問、住民の方々も参加する島根県原子力発電所周辺環境安全対策協議会や、関係自治体の意見をよく聴くほか、住民説明会を開催することとします。これらの意見を踏まえた上で、県議会の意見を伺い、総合的に判断していく考えです。

（防災部原子力安全対策課TEL：0852-22-5697）

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