• 背景色 
  • 文字サイズ 

外部の部活動指導員の導入と先生の休養について


 

【提案No.A2021-00318】8月1日受付

 

 私の子供の担任の先生は、今年赴任して来られた先生で、子供が入部している部活の顧問もしています。しかし、その部活の経験はないそうで、昨年まで専門でやっていた経験のある先生と違い不安に思います。また、学校の先生にも部活動の指導が得意な先生と苦手な先生がいることから、外部の部活動指導員を導入してはいかがでしょうか。

 部活動指導員は指導の専門家であり、学校の先生のように異動することがありません。また、県内の公立学校は定員割れも目立つようになっている一方、私立学校においては魅力ある部活動で生徒を募っています。

 県においても、魅力ある部活動を通して子どもにあの公立学校に行きたいと思わせてほしいと思います。

 最後に、最近学校に行ったときに、担任の先生の顔に疲れの色があったので話を聞いたところ、大会に向けた準備のため夏休みもあまり取れない様子でした。

 学校の先生は、家庭や自分の子供と関わる時間が少ないと聞きます。ワークライフバランスの観点からも、平日は勤務時間までで部活を終え、休日や夏休みなどにしっかり休みを取れるようにし、子ども、先生の双方が幸せな部活動運営ができるように、県として力を発揮してほしいと思います。

 

【回答】9月14日回答

 

 部活動については、教職員が専門でなく、また経験もない競技等を指導するといった事例はあり、それを負担に感じているという声もあります。

 そうした状況の中、教職員の負担を軽減するために、県では県立学校における部活動指導員を令和元年度から任用し、併せて公立中学校における部活動指導員を任用する市町村教育委員会を支援しています。

 

(年度別の外部指導者(部活動指導員)の配置状況、単位:人)
部活動指導員 R元 R2 R3
県立学校 30 43 63
市町村立学校 4 11 14

 

(年度別の外部指導者(地域指導員)の配置状況、単位:人)
地域指導員 R元 R2 R3
県立学校 163 167 190
市町村立学校 169 185 202

 

 県では、平成31年2月に「部活動の在り方に関する方針」を策定し、適切な運営のための体制整備や、合理的で効率的・効果的な活動の推進のための取組、適切な休養日・活動時間の設定、生徒のニーズを踏まえた部活動環境の整備、参加する大会等の精査などについてとりまとめました。

 県立学校ではこの方針に則り、また市町村立学校では市町村の方針に則り、毎年度、学校の活動方針を策定することとしています。

 部活動は、学校、指導者、生徒、保護者の間で十分な説明と相互の理解のもとで行うこととし、合理的で効率的・効果的な活動となるよう取り組んでいます。

 今後も、部活動指導員や地域指導者などの地域の方々の協力を得ながら、部活動を指導する教職員の負担軽減に取り組み、生徒や教職員にとって望ましい、魅力ある部活動となるよう努めてまいります。ご意見ありがとうございました。

(教育庁保健体育課、社会教育TEL:0852-22-5423)

 

 

 


[この回答に対する意見募集]

■この回答に対してご意見がありましたら、こちらをクリックしご意見送信メールからお送りください。ご意見には、お名前、年代、お住まいの市区町村をメールの件名欄に入力願います。上記リンクをクリックしてもメールボックスが出ない場合は、恐れ入りますがメールソフトを立ち上げteian@pref.shimane.lg.jpのアドレスまでご意見を送付ください。その際は、お手数ですが、上記の【提案No.】、お名前、年代、お住まいの市区町村をメールの件名欄に入力願います。


2021年9月項目一覧


お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025