県立高校では来年度より生徒１人１台パソコンがいるようになります。

　パソコンの購入費は各家庭で負担しなければならないとのことですが、子どもにかかるお金は成長とともに増えていきます。子どもたちがお金の心配をすることなく勉強に専念できるようパソコンを無償にしてほしいと思います。

　県内の小中学校では１人１台端末の整備が進み、１人１台端末を活用した授業が始まっています。県教育委員会では、こうした子どもたちの学びの連続性を考慮し、県立高校においても令和４年度入学生から１人１台端末を活用した教育を推進することとしています。

　生徒用１人１台端末は、入学時に個人負担で購入してもらうこととしていますが、これは個人の端末を「自分の端末」として、学校・家庭・地域でいつでもどこでも学習機材として活用いただくためです。また、端末を自らが責任を持って管理・活用することで、子どもたちの主体的な学びが進み、これからの社会で求められるICT活用能力の育成につながるものと考えています。

　個人負担により端末を購入いただく際には、全てのご家庭の負担を軽減するため、端末等購入経費の３分の１相当額を助成します。

　あわせて、一括支払いではなく、分割による支払いを希望される全てのご家庭に対し、端末等購入経費の無利子奨学金貸与制度を創設します。この奨学金は在学中に返済していただきます。

　また、県民税・市町村民税の所得割額の合計が０円の世帯などで、端末の貸し出しを希望されるご家庭に対しては県教育委員会が貸出用端末を準備し、毎日家庭に持ち帰り活用していただけるようにします。

　これらの端末購入に係る支援により、家庭の負担軽減に努めてまいります。

　このほか、在学中に必要な教材についても１人１台端末導入により不要となるものがないか見直していますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いします。

（教育庁教育指導課TEL：0852-22-6863）

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