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荒廃農地へのアジサイ等花木の栽培について


 

【提案No.A2021-00314】7月26日受付

 

 荒廃農地化する耕作放棄地の増加を食い止めたいです。そのため、県には以下の四つについて取り組んでほしい。

 1.アジサイ研究会の協力を得て、荒廃農地向けに露地栽培で粗放栽培ができ、手間のかからない強健な品種のアジサイ開発をしてほしい。

 2.県が土地所有者から借り上げた土地を新規参入者に防護柵などの鳥獣対策を施した上で転貸できるようにしてほしい。さらに、鹿が食べないミツマタや樒などの枝物生産目的の苗木を混交・混栽し成園付きで提供すれば、新規参入しやすくなると思います。この場合のつなぎの事業をアジサイ研究会または地域JAに担ってもらってはどうでしょうか。

 3.平坦地でのアジサイの鉢物栽培と中山間地での枝物栽培との複合化なら、より安全で安定した経営になると思います。また、年一回採取した枝物の中山間地からの搬出が、ドローンでできるようになれば、周年での鉢物栽培と複合化しやすくなると思います。

 4.粗放栽培による中山間地再生は、JA准組合員や土地持ち非農家による兼業・副業的新規参入を促すことができると思います。現経営農家が積極的に中山間地再生に取り組めば、永年性・木本性のアジサイやその他花木種なら長期間の採取ができ、域外から先代のいない第三者や新規参入者を誘致しやすくなり、次世代への農地の継承もスムーズになるのではないかと思います。

 

【回答】8月25日回答

 

 荒廃農地の活用についてご提案をいただきありがとうございます。

 島根県には、農業者の高齢化や担い手不足などにより、約6800ヘクタールの荒廃農地が存在しています。こうした荒廃農地の有効活用については、ご指摘のような、鳥獣被害についても十分考慮しつつ、地域に見合った品目を選定し、取り組む必要があると考えています。

(農林水産部農業経営TEL:0852-22-5139)

 

 

 


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