特定不妊治療の助成拡充について
【提案No.A2021-00151】5月27日受付
令和3年1月から拡充された不妊治療助成について、全国約半数の自治体では申請期限の延長など特例措置がありますが、松江市は3月治療のみ4月末まで認めるとしており、極めて限定的です。我が家は2月に治療を受けているため、同時期に松江市へ申請方法を相談しましたが、その時点では申請方法や受付開始時期すら未定との回答でした。実際の受付は3月から開始にもかかわらず、期限は例年同様、原則年度内受付終了。市のホームページには書いている、見ていない方が悪いというような市の対応に、不妊治療で悩む家庭に寄り添う気持ちが感じられず、とても残念です。私が調査する限り、2月治療であれば5月26日時点で申請が間に合う自治体が19府県、さらに年度内に相談があれば個別相談できる県が6県ほどありました。何のための拡充だったのでしょうか。
【回答】6月21日回答
【松江市からの回答】
特定不妊治療費助成制度について貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。下記のとおり回答いたします。
このたびは職員の説明不足によりご不快な思いをされましたことに対しまして、深くお詫び申し上げます。
特定不妊治療費助成制度につきましては、国の制度に基づき助成を行ってきました。令和3年1月治療終了分より松江市の上乗せ助成を行うなど、制度の拡充を図ったところでありますが、ご指摘のとおり申請受付期間につきましては、原則年度内に、3月治療終了分のみ4月末までに申請をお願いしていました。
今後は市民の方にとって分かりやすく利用しやすい制度となるよう、特に、今回のような制度改正時には柔軟な対応を行うことも検討してまいりたいと考えています。
今後ともお気づきの点がありましたら、ご意見をお寄せいただきますようお願いいたします。
【松江市子育て支援課子育て給付係TEL:0852-55-5326】
【島根県からの回答】
特定不妊治療助成事業の申請期日に関するご意見をいただきました。
県(中核市である松江市を除く)では、拡充対象となる令和2年度分(令和3年1月1日以降の治療療終了分)については、令和3年4月末を申請期日とした上で、受付窓口では期日に関する問い合わせや相談を個別にお受けしていました。
ご意見としていただいた申請期日の猶予については、不妊に悩み治療に臨まれるご夫婦が助成を受けられるに当たり、県内全体で申請しやすい環境となるよう、松江市とも相談しながら検討してまいります。
(健康福祉部健康推進課)
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