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母子父子寡婦福祉資金の貸付金額について


 

【提案No.A2021-00010】4月16日受付

 

 息子の高校入学に当たり、修学支度金を申請しました。役所の方々に親切に手続きを進めていただき大変感謝していますが、貸付の上限が15万円なのに対し、実際に支払った金額は入学後の納付金や物品購入費などを含めると22万円以上になります。

 公立高校、自宅通学の貸付の金額では心もとないと思いますので、今後利用される方のため、貸付金の金額の見直しをご検討いただけると幸いです。

 

【回答】5月18日回答

 

 ご提案いただいた修学支度金については、ひとり親家庭の生活の安定や、その子どもの修学支援を図るための制度である母子父子寡婦福祉資金の貸付のことと推察いたします。

 この制度は、子どもが学校に進学されるための費用が必要なとき、仕事をされるに当たり必要な技能・能力を習得したいときなど、ひとり親家庭の皆さまが経済的に自立していくために必要な資金を、法律に基づき、低利子または無利子でお貸しするものであり、12種類ある資金は、それぞれ諸条件(例えば、公立私立の別、自宅通学か自宅外通学かの別等)に従って貸付限度額が設けられています。

 この貸付限度額は、各種費用の実情を踏まえ、国の方で適宜見直しが行われており、ご提案をいただいた就学支度資金の見直しは、直近では、国公立の大学等への進学について、令和2年4月に引き上げられています。

 また、母子父子寡婦福祉資金の貸付を受けても、なお資金が必要な場合は、社会福祉協議会が実施する生活福祉資金(教育支援資金)の貸付を受けられる場合がありますので、お近くの社会福祉協議会にお問い合わせください。

 なお、このたびの件に関わらず、お困りのことがございましたら、県および各市町村において、ひとり親家庭に対する経済的支援や子育て、生活支援など総合的な支援を行っていますので、お気軽にご相談いただければと思います。

(健康福祉部青少年家庭課)

 

 

 


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