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プラスチックごみの削減を


 

【提案No.A2020-01313】3月1日受付

 

 プラスチック問題が昨今取り上げられる中で、世界基準に照らし合わせると、実際のところ国内でリサイクルされているものはほんのわずかで、後は過熱処理もしくは海外へ廃棄輸出しているのが現状です。

 海や宍道湖、中海の生態系にも影響していると考えられ、いずれ人体にも影響してくると思います。将来の子どもたちに、今よりもきれいな環境を残していくために、まずはエコバッグの持参やマイボトルの持参と、プラスチック製品の購入を控えるよう呼び掛けてください。少しずつ市民の意思が変われば、企業も変わり、新事業へとつながる可能性もあります。

 宍道湖のシジミをいつまでも安心して食べられる街づくりを。よろしくお願いします。

 

【回答】3月22日回答

 

 プラスチックごみによる海洋汚染などが世界的な問題になっており、令和元年5月、国は「プラスチック資源循環戦略」を策定し、令和2年7月からはプラスチック製買物袋(いわゆるレジ袋)の有料化が法令で義務付けられ、全国的にマイバッグの持参率が高まってきています。

 現在、プラスチックごみ削減に向けた新たな法律の制定が検討されており、紙など代替素材を使ったり、プラスチック使用量を減らした商品の認定制度を創設し、国の機関が率先して購入したり、消費者にも購入を促すといった内容が盛り込まれています。

 県としても、海洋プラスチックごみ問題を重要な課題と捉えており、令和3年3月に策定した「島根県環境総合計画」において、環境教育・環境学習や官民連携により、3R(発生抑制、再使用、再生利用)や適正な回収・処理をさらに進めることとしています。

 今回のご意見も踏まえ、プラスチックごみの少ない島根の実現に取り組んでまいります。

(環境生活部環境政策課)

 

 

 


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2021年3月項目一覧


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