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中海での水陸両用機の運航について


 

【提案No.A2020-01250】2月11日受付

 

 中海から遊覧飛行をしていたせとうちSEAPLANESが事業を中断しましたが、多額の費用を投じて誘致した松江市は就航率、採算性、経済効果を事前にきちんと検討したのでしょうか。中海周辺地域の起爆剤にするという目的だったはずなのに、宣伝もほとんどしない、発着場がメイン道路から外れているのに案内看板もない、いかにも松江市以外を飛ばさせないという魅力に欠けるコース設定でした。

 会社の責任を問うようなコメントを出す前に、松江市はこの失策をきちんと検証すべきです。

 

【松江市からの回答】3月1日回答

 

 中海での水陸両用機の運航については、中海周辺の豊かな地域資源を活用した中海振興の一環として、運航会社の誘致や施設整備等に取り組んできたところです。

 施設整備に当たっては、水陸両用機の運航拠点としてだけでなく、サイクリングの休憩所や野鳥観察などの機能も併せ持つ多目的施設として整備を行いました。

 また、運航に当たっては、事前に騒音などの調査を行うとともに、旅行会社やホテル・旅館関係者などを対象に、島根半島や出雲大社上空、大山周辺コースなどの試験飛行を実施し、その結果として、国宝松江城や島根半島・宍道湖中海ジオパーク上空を巡る「しまねジオフライト」を定期遊覧の飛行コースとして決定したところです。

 水陸両用機の運航は、国内では半世紀ぶりで、また、中海での運航は、広島県尾道市に次いで国内2カ所目であり、あまり知られていなかったことから、チラシやポスターを作成し、市内の観光施設や宿泊施設はもとより、全国の旅行会社などへ配布するとともに、市のホームページや広報誌において周知を図ってきました。

 また、施設敷地内に案内看板を設置するとともに、市中心地から施設までを誘導するため、電柱広告看板を2カ所設置し、施設の周知にも努めてきたところです。

 令和2年度に運航3年目を迎え、これからという時に、想定を超えた新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、他の観光業や飲食業などと同様に業績不振に陥ったことから、このたび、新たなスポンサーを探すこととなった旨の連絡を運航会社より受けたところです。

 市としましては、引き続き運航会社と連絡を取り、情報収集に努めたいと考えており、新スポンサーが見つかり、できるだけ早い時期に運航が再開されることを願っているところです。

【松江市政策部地域振興TEL:0852-55-5519】

 

 

 


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島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
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