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大社町堀川の係留船対策について


 

【提案No.A2020-01113】10月27日受付

 

 私は日頃、大社町の中心部を流れる堀川沿いの道路を利用しています。川にはかなりの数の係留船(新聞情報では上流から下流まで170隻)が見受けられます。景観のこともありますが、台風の季節、豪雨でもあって川の水かさが増した際には、船が流され橋に引っ掛かり、水があふれ、家屋の損壊など大変なことになるのではないかと心配しています。最近は、異常気象から、いつどこで災害が起きるか予測がつかず安心できません。先般も新聞の読者投稿欄に、心配した市民が投稿されていましたし、出雲市でも課題の一つとして捉え、県に働き掛けをしているようです。

 この問題の解決には、長年にわたって係留を許してきただけに、「不法だから立ち退け」では解決は難しいと思っています。係留船の所有者が安心して船を保管できる施設の整備が必要で、そのために必要な用地は十分確保できると思っています。

 災害の起きないうちに、管理者である県に早期の解決をお願いしたい。

 

【回答】11月12日回答

 

 ご意見をいただきありがとうございます。

 ご指摘のとおり、プレジャーボートなどの不法係留は、洪水の際に流出災害を引き起こすことなどにより近隣住民の生命、財産の安全を脅かす恐れがあるほか、騒音の発生や景観を損ねるなど、治水上、環境保全上などの問題があります。

 県では不法係留船対策として、平成24年から地元関係者の皆さまと連携し「堀川プレジャーボート対策協議会」を立ち上げ、重点係留禁止区域の設定、不法係留者に対する訪問指導などの取り組みを行い、一定の隻数の減少につなげています。

 また、今年度からは宇迦橋から上流にある不法係留船などの撤去について重点的に取り組んでいるところです。

 保管場所の確保については課題も多い状況ですが、関係機関や地元と連携し対策を進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

(土木部河川課)

 

 

 


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