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高校の部活動の新型コロナウイルス対策について


 

【提案No.A2020-01012】7月16日受付

 

 各高等学校の部活動の大会に関して、中止にする考えはありませんか。特に、屋内での部活動は密になると思います。まだ新型コロナウイルス感染症に関して詳細も分からず、子どもたちを大会だからといって、あちこちへ連れて行くことには不安があります。せめて、県内のコロナ感染が落ち着き、安心した生活が普通どおりにできるまで延期していただくことを願います。今の状況で部活動の大会をされるのは不安でしかありません。

 

【提案No.A2020-01013】8月28日受付

 

 特に高校生の部活動の進め方やあり方について、明確な基準・より強い規制を設けるべき。

 県内のコロナ感染の発生、拡大について、高校の対応の甘さ、あいまいさによるところがある。感染者の出た高校の一つはグラウンドで密になり、平日、土日問わず長時間練習しているのを見ると不安。もう一つの高校については、コロナ禍の学期中に遠征などに参加していたようだが、感染発表後も、緊張感なく、日中に部活動の姿で町中を歩いている姿をよく見かける。高校生だから、部活だからやらせたい、許される、という甘い考えは見直すべき。企業、地域が自粛、規制、苦しみの中で対策に取り組んでいる。

 社会や地域への影響、安全を考え、今一度、高校、部活動について、点検、改善いただきたい。

 

【回答】10月13日回答

 

 県立学校の部活動については、県教育委員会が示している「新型コロナウイルス感染症に対応した県立学校運営ガイドライン」により、身体的距離の確保や換気、手洗い・消毒の実施、活動前の検温や健康状況の確認を徹底することなどに加え、屋内において多数の生徒が集まり、呼気が激しくなるような運動は絶対に避けることや、近距離での大声の発声は徹底的に避けるなど、可能な限りの感染症対策を行うとともに、熱中症予防にも留意した上で、通常の活動を行うこととしています。

 上記に加え、競技ごとの活動内容に応じた感染症対策については、中央競技団体等が示すガイドライン等を踏まえ実施することとしています。

 各種大会や練習試合、合宿等の参加や実施についても、県立学校運営ガイドラインにより、国や県が示す外出自粛制限や地域の感染状況などを踏まえて十分に検討し、可能な限りの感染症対策を行った上で実施可能としています。特に、競技中や練習中のみならず、貸し切りバス等での移動の際や宿泊を伴う場合等、長時間にわたり生徒や指導者が行動を共にする場合においても感染症対策の徹底を図ることとしています。

 また、大会等の参加者については、島根県が示すイベント開催制限に準じて入場者数に制限を設けたり、全ての参加者に対して入場前の検温や健康チェックを実施するなど、感染症対策を徹底することとしています。

 私立学校についても、県立学校運営ガイドラインに準じた対応を取っていただくよう、助言を行っています。

 新型コロナウイルス感染症への対応が長期にわたることが想定される中、生徒には新型コロナウイルス感染症を正しく理解し、誤った情報や認識、不確かな情報に惑わされることなく、正確な情報や科学的根拠に基づいた行動が取れるようになることが必要であり、各学校において指導しているところです。

 部活動については、通常の活動も県外遠征も活動そのものを止めるのではなく、国および島根県が示す外出自粛制限、会場地の感染状況や自治体が提供している情報などを確認し、リスクの高い行動を控え、また、健康観察を継続して行うことで、感染防止と日常の活動を両立していくという基本的な考え方のもとに、可能な限りの感染症対策を徹底し適切に実施していきたいと考えていますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

(教育庁保健体育課、総務部総務課)

 

 

 


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