新年早々、鳥取県知事対談とのテレビ放送に、山口県に隣接している西部在住者として大変心が痛みました。他県のご出身の知事には、公平な「舵取り」での西部振興がお願いできると期待しています。

　石見地域は、山口・広島両県に隣接し、山陽や九州等の交流に有利な面があることから、その強みを活かすため、山口県や広島県と連携した取組を推進することとしています。

　まず、山口県とは、８月５日（水）に１１年ぶりとなる「島根・山口両県知事会議」を津和野町で開催しました。

　この会議では、山陰道を山陰地域から山口北部、九州まで早期に開通させ、島根県西部での生活や商業活動の利便性を向上させられるよう、連携して取り組んでいくことや、新型コロナウイルス感染症の収束を見据えて、世界遺産やサイクリングなど、島根県西部と山口県に共通するテーマを持った観光コースの充実や情報発信を行い、さらに誘客を図っていくことなどを確認しました。

　また、広島県とは、８月３１日（月）に、平成５年の第１回開催以来２５回目となる「島根・広島交流会議」を開催しました。

　この会議では、新型コロナウイルス感染症の影響により、近場の観光地に目が向けられる中、島根県西部に多く存在し、両県に共通する観光テーマでもある「世界遺産」や「日本遺産」の魅力を連携して情報発信していき、近場からの誘客を図っていくことなどを確認しました。

　今後も山口・広島両県と連携しながら、島根県西部地域の強みを活かした地域振興を図っていきます。

（政策企画局政策企画監室）

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