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出雲空港の整備について


 

【提案No.A2019-00431】2月10日受付

 

 出雲空港の整備について、以下を要望します。

重点要望事項

  1. 駐車場の拡張について=西側に2ha~3haの取得、ターミナル立側。パスポート会員優先(200台~300台分確保)スーツケース25kg~40kg有
  2. 滑走路の延長=2000mを2500mに西側に延長すること。大型機中型機にて、東南アジア、ハワイ等定期路線を設定できる。
  3. 利用時間の延長=現在AM7:30~PM8:30(実働15時間)→将来AM6:00~PM10:00(実働18時間)にすること

予備項目

  1. 計器飛行できるようにする。滑走路巾25m→45m以上にする。
  2. 誘導路の設置=滑走路と平行。今後発着便数の増加。
  3. ターミナルビルの増設=現在の可動式デッキタラップ3基の西側に、2~3基増設を願います。
  4. 滑走路の南側緑地帯300mの確保(現在基準以下であるので、規定どおりに設置すること、万一の場合の想定)

 

【回答】9月2日回答

 

 駐車場の整備につきまして、さまざまな意見をいただいているところですが、既存の土地を活用して、令和元年度に約200台の増設を行ったところであり、当面は、増設した駐車場の利用状況を注視してまいります。

 航空機材は中型化、小型化される方向にあり、出雲空港においても2500mを必要とする大型機が運航される可能性は少ないと考えており、滑走路の延長を検討する状況ではないと考えています。

 出雲空港ではローカライザ進入※1)およびRNAV進入※2)という計器進入方式をとっています。

 滑走路幅は現在45mであり、更なる拡幅や、平行誘導路の設置、着陸帯の300m確保といった大規模な計画はありません。

 ターミナルビルの増設につきましては、国内線の空港利用者の増加への対応も含め施設・設備整備を検討してまいります。

 

[語句説明]

※1)ローカライザ進入:ローカライザは、滑走路反対端から、ややずれた異なる方向に異なる周波数の電波を発射する機器。航空機側は、ローカライザ用のアンテナで信号を受信し、右または左にずれている量を知ることができる。ローカライザ進入は、ローカライザからの信号を利用して自機の左右のずれを確認しながら着陸すること。

※2)RNAV進入:RNAVは、地上施設(VOR/DME)とGPSの電波を利用して、自機の位置を算出し、任意の経路を飛行することができる運航方式。RNAV進入は、RNAVに対応した航空機が自機の位置を確認しながら着陸すること。

(土木部港湾空港課)

 

 県では、出雲縁結び空港の利用者の利便性向上を図るため、現在、午後8時30分までとなっている運用時間の1時間延長について、空港周辺住民の方々のご理解が得られるよう取り組んでいるところです。

 この出雲縁結び空港は、滑走路が民家に近接しており、離発着時の航空機の騒音や振動はもとより、運航ダイヤの乱れなどによる運用時間の臨時的な延長、また運用時間外においても、空港施設などの改良・補修等の深夜に及ぶ工事のほか、冬季における未明からの除雪作業による騒音など、空港周辺住民の方々にはさまざまな面でご負担をおかけしている実状にあります。

 こうした実状のもとでの空港周辺住民の方々の痛みや思いに寄り添いつつ、運用時間の延長をすればその生活環境においてさらに負担が増えることとなる点に、十分配慮していくことが重要です。

 県としては、今後とも丁寧な説明に努め、運用時間の延長について、住民の方々にご理解いただけるよう、誠心誠意取り組んでまいります。

(地域振興部交通対策課)

 

 


[この回答に対する意見募集]

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