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松江市新庁舎の水害対策について


 

【提案No.A2020-00992】8月9日受付

 

 新庁舎の移転は考えていないとのことですが、今の場所での建て替えでは、嵩上げ工事は難しいと思います。流域治水の観点から、新庁舎の水害対策を教えてください。宍道湖が溢れても大丈夫ですか。

 

 

【松江市からの回答】8月25日回答

 

 平素は市政にご理解とご協力をいただきましてありがとうございます。

 また、このたびは新庁舎整備事業についてお問い合わせをいただきましてありがとうございます

 ご指摘の水害対策につきましては、市民の皆さまの安心安全を守る立場である本市としても、たいへん重要な視点であると考えています。

 水害時の浸水高さについては、国土交通省中国地方整備局出雲河川事務所が、今年の6月に公表した「斐伊川水系洪水浸水想定区域図」に基づいて対策を検討しており、千年に1度程度の豪雨災害にも浸水することのないよう新庁舎の1階床高さを現在の高さから約60cm上げるよう設計しているところです。

 また、市民の皆さまから地下駐車場が浸水することへの懸念の声をいただくことがありますが、地下駐車場の出入り口には止水板を設置したり、地下部分と地上部分の電気系統を分けるなどして、万が一、予想水位を越えて地下への浸水があった場合にも、新庁舎全体が機能停止に陥らないよう設計上の工夫も行っています。

 本事業は、現在、今秋の作業完了を目指して実施設計を行っているところですが、今後も最新の知見を確認しながら慎重に事業を進め、市民の皆さまにとってよりよい庁舎となるよう鋭意努めてまいります。引き続きのご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

 貴重なご意見をいただきありがとうございました。今後ともお気づきの点がありましたら、ご意見をお寄せいただきますようよろしくお願いいたします。

(松江市財政部新庁舎整備TEL:0852-55-5039)

 

 

 


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2020年8月項目一覧


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