• 背景色 
  • 文字サイズ 

加茂岩倉遺跡を全国の教科書に


 

【提案No.A2020-00853】6月24日受付

 

 雲南市加茂町岩倉の「加茂岩倉遺跡」を文部科学省が検定、採択、使用される小学校、中学校の歴史教科書、高校の日本史教科書(高校についてはできれば資料集、用語集、史料集等)に記載されるよう要望してほしい。そうすれば全国的に知ってもらえることになり、県外の方が島根県に旅行、観光などで来られた際に「加茂岩倉遺跡」を訪問するきっかけになる。

 

 

【回答】8月6日回答

 

 ご意見ありがとうございます。加茂岩倉遺跡は全国最多の39個の銅鐸が発見された遺跡として全国的に有名で、出土地は国史跡に、銅鐸は国宝に指定されている歴史的価値の高い遺跡です。

 まず、現在の教科書への加茂岩倉遺跡の記載状況についてです。日本の歴史を学び始める小学校社会の教科書には記載されていませんが、中学校社会の教科書では1社、高校日本史の教科書では5社で記載を確認しています。なお、島根の県立高校が採択し、使用している教科書には、いずれも記載されています。

 教科書は文部科学省に置かれた専門家による審議会において審査されていますが、著作・編集は民間事業者において行われています。そのため、教科書への記載にあたっては、遺跡の歴史的価値について民間事業者の方々をはじめ、多くの人に知っていただくことが重要と考えています。

 加茂岩倉遺跡の歴史的価値、素晴らしさを多くの人に伝えるため、県では、古代出雲歴史博物館の常設展示室において、39個の国宝銅鐸を展示し、県内外から訪れた方に本物の持つ価値と魅力を体感いただいています。常設展示室の情報は、HPに掲載し、県内外へ広く情報発信しています。また、雲南市では、銅鐸出土地に隣接する加茂岩倉遺跡ガイダンスにおいて、遺跡の解説パネルや出土銅鐸レプリカを展示し、遺跡の魅力を紹介しています。

 今後も、雲南市と連携してPR活動を行い、多くの方に加茂岩倉遺跡の歴史的価値・素晴らしさを知っていただき、お越しいただけけるよう努めてまいります。

(教育庁総務課、教育指導課、文化財課)

 


[この回答に対する意見募集]

■この回答に対してご意見がありましたら、こちらをクリックしご意見送信メールからお送りください。ご意見には、お名前、年代、お住まいの市区町村をメールの件名欄に入力願います。上記リンクをクリックしてもメールボックスが出ない場合は、恐れ入りますがメールソフトを立ち上げteian@pref.shimane.lg.jpのアドレスまでご意見を送付ください。その際は、お手数ですが、上記の【提案No.】、お名前、年代、お住まいの市区町村をメールの件名欄に入力願います。


2020年8月項目一覧


お問い合わせ先

広聴広報課県民対話室

島根県政策企画局広聴広報課県民対話室
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5770、6501
【FAX】0852-22-6025