松江保健所における県と市の連携について
【提案No.A2020-00643】6月1日受付
今回、新型コロナウイルス感染症の対応として松江市と島根県との連携がうまく取れていないところが散見された。うまく連携が取れないと混乱が生じ情報が錯綜するため、しっかり情報を緊密に共有してもらいたい。保健所政令市が本当に正しかったのか、今後検証する必要があると感じた。
【回答】6月9日回答
新型コロナウイルス感染者の発生に際しては、県と市が担当部署間で情報共有を行うなど連携を図ってきました。
県内で初めての感染者が発生した当初は、松江保健所においては、濃厚接触者や感染経路の調査を進めて行く中で、新たな感染者が見つかり、それに伴い調査範囲も広がっていくといった対応に追われる状況がありましたので、迅速な情報共有が難しかった面もあったと思われます。
このため、市から県に協力要請があり、医師、獣医師、保健師、薬剤師といった専門職員をはじめとする応援職員を速やかに派遣しました。これにより、感染者の行動調査や県民の皆さまからの電話相談に対応する等、体制の強化を図ったところです。
松江保健所では市と県の職員が一体となって業務に取り組み、その進捗状況を県も共有しながら対応してきたところです。また、県からは調査の進め方・内容等の助言・提案も行い、問題認識に違いがある場合には理解が得られるよう、市とは協議を行ってきています。
松江市の中核市移行に伴い、平成30年4月に県と市による共同設置松江保健所を開設して以降、県と市は連絡協議の場を設け、円滑な運営を行うための話し合いをしてきています。そういった場を含め今般の新型コロナウイルス感染症への対応についても振り返りを行ってまいります。
今後とも、県と市において、これまで以上に情報共有と連携を図り、感染拡大防止に全力を挙げて取り組んでまいります。
(健康福祉部健康福祉総務課)
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