7月2日(木)ゆめいくカンパニー感謝状贈呈式
島根県では、障がい者雇用を積極的に行う企業や、障害者就労支援事業所等に対する発注を行うことにより障がい者の賃金・工賃水準の向上に貢献している企業を、「しまね障がい者就労応援企業」(しまねゆめいくカンパニー)として認定しています。認定の有効期限は3年経過後の年度末ですが、継続して一定回数認定された企業に感謝状を贈呈することとしています。
平成21年度の制度開始以降、今回初めて、連続4回目の認定を受けた二社にブロンズの感謝状を贈呈することとなりました。7月2日の贈呈式には両社の代表取締役が出席され、知事から感謝状と記念品を授与しました。感謝状と記念品は、どちらも障害者就労支援事業所から調達したものです。
<感謝状を受け取られたみなさん>
【ブロンズ】有限会社マルサワ(出雲市/建設業)代表取締役小豆澤貴洋さん
【ブロンズ】和光産業株式会社(松江市/コンクリート二次製品製造販売)代表取締役加藤勇さん
(写真:感謝状贈呈式)
有限会社マルサワは今年創業60年、もともと障がい者の社会参加を目的として発足した企業だそうです。「建築基準法の改正など社会の変化により事業も影響を受けてきましたが、県の支援などによりここまで来ることができました。ご恩返しができるようこれからも励みます」と小豆澤さん。
和光産業株式会社は昭和48年から障がい者の雇用を開始し、加藤さんが子供の頃から会社では障がい者と共に働いていたとか。加藤さんは「社員を一人の戦力、一人の社会人として育てるには、時間がかかります。これからは就労前から老後まで、障がい者の人生を点ではなく線で捉えることが大事だと考えています」と経営者としての抱負を語りました。
(写真:懇談の様子)
皆さんのお話を受けて知事は「県も、就学・就労・老後のケアを含めて、障がい者の支援が途切れることのないよう施策を充実させます。しまねゆめいくカンパニー制度が始まって十二年目、障がい者の就労支援に努めてこられた皆さんに今年初めてブロンズの感謝状をお渡しすることができて、大変ありがたく、またうれしく思っています。事業所は、景気変動の影響を受けたり、今は新型コロナウイルス感染症で大変ですが、是非シルバーを目指してこれからも頑張ってください」とあらためて感謝と激励を述べました。
(写真:皆さんと)
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