6月25日(木)環境保全功労者の皆さん
島根県では、環境月間である6月に、自然環境の保全や快適環境の形成などの環境保全活動に永年尽力され、特に顕著な功績のあった個人及び団体に対して、感謝状を贈呈しています。今年度は3個人3団体が対象となり、贈呈式当日にお越しいただいた皆さんに知事から感謝状を贈呈しました。
<個人>
和泉一郎さん(出雲市)
澤田一郎さん(安来市)贈呈式欠席
安原眞一さん(大田市)
<団体>
秋鹿環境会議(松江市/会長:金築義政さん)
大田市立久手小学校(大田市/校長:矢田悦夫さん)
こどもエコクラブキララスカイ(出雲市/キャプテン:佐々木央世さん)
(写真:表彰状の授与)
続いて行われた懇談では、皆さんの活動の様子を伺いました。
和泉さんからは、出雲市における環境保全や美化推進にかかわるさまざまな取り組みについてご紹介があり、「ゴミを拾う前に、そもそもゴミを捨てない心を育てることが肝要です」とのお話がありました。安原さんからは、県が指定希少野生動植物に指定している淡水魚・ミナミアカヒレタビラについて「「貝」に卵を産むのですが、川底に石や砂利が溜まると貝が減少し、産卵できなくなるので、川を綺麗に保つことが大事です」とのことでした。
(写真:懇談の様子)
地域の環境保全や美化推進についての意識高揚を図る秋鹿環境会議の取り組み、安原さんらとともにミナミアカヒレタビラの保護活動を通して地域の自然環境学習に取り組む大田市立久手小学校の活動に続いて、こどもエコクラブキララスカイから「海岸清掃をしていると、時代によって漂着ゴミの変化が分かります。近年は水害等の影響で自然ゴミが非常に多いですね」とのお話に、知事は「山の環境が海に影響しているんですね、それぞれの地域の環境が広域的な調和の中で保たれていることがよく分かりました」とうなずいていました。
最後に知事から「身近な環境や風景を大切にする活動をお聞きして、身が引き締まる思いがしました。行政活動だけでは及ばないところを、皆さんのお力で補っていただいて、島根の環境を護ることができています。引き続き環境の美化・保全に取り組んでいただきますよう、お願いします」とあらためて感謝を述べました。
(写真:皆さんと)
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