3月13日（金）、絵本「メチのいた島」作者の杉原由美子さんが知事室を訪問されました。

（写真：皆さんと）

　「メチのいた島」は、竹島とその近海で自由に漁を行うことができた頃の隠岐の島町久見地区の住人と竹島の関係を描いた作品で、平成25年に出版されました。「メチ」とは、ニホンアシカの地元での呼び名です。

　また、内閣官房領土・主権対策企画調整室が、平成26年に読み聞かせ動画を公開、平成28年には電子書籍として全国の小中学校へ配布しました。現在、英語版出版のため、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを実施中です。

（写真：懇談の様子）

　杉原さんは、「竹島への関心が薄れてきているので、自費出版ではなく、クラウドファンディングという形をとりました。パソコンを使う若い世代の方たちにも関心を持っていただきたいという想いからです」「絵本を通して子どもたちに竹島について関心を持ってもらいたいです」などと話されました。

　知事は、「竹島に関する絵本を出版いただきありがとうございます。また、このたびの英語版の出版により、国内だけでなく、海外の方にも身近に理解していただけると思います。引き続きお力添えをお願いします」と述べました。